1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

“外し”と“くすぐり”で男の色気を提案【銀座三越メンズリモデルVol.02】

FASHION HEADLINE / 2015年10月13日 13時0分

ネクタイやシャツのバリエーションが強化されたGINZAクローゼット(銀座三越5階)

10月7日、銀座三越5階のメンズフロアがリモデルオープンした。「GINZAジェントルマン」のビジネスシーンを新たに提案した同フロアのコンセプトを、正木美地マネージャーに聞いた、第2回目。

――「GINAZAジェントルマン」の特徴を一言でいうと、どういうテイストなのでしょうか?

「GINZAジェントルマン」の特徴は、常に紳士的で周囲への気配りを忘れず、節度と礼儀をわきまえ、時代の中心に身を置き、「本物」「本質」の中に、遊び心を持っていること。だから、メンズフロアの商品にはちょっとした“外し”感覚や、“くすぐり”ポイントがあります。そこが伊勢丹新宿店メンズ館や日本橋三越本店とは違うところかもしれません。別の言い方をすれば、色気や艶ですね。形はベーシックなのに、色が今っぽい。我々が言うところの「最旬」とは、そういう意味でもあるんです。

――今回のリモデルでは、全フロアで「銀座スタイル(ジャパンフィルター)」を強調されていますね。

「ジャパンフィルター」の商品は、各アイテム、ショップ内で、歳時期などで展開を拡大し、さらに「旬」や「NEW」の商品をクローズアップして展開を強化いたします。

――インバウンドのお客様に対しては、ジャパンを強調した方が提案しやすいのでは?

国慶節や春節などには、各ショップでの展開を拡大して、インバウンドのお客様にご提案していきます。今のアジアのお客様は、ブランドにこだわらず「良いもの」「高感度なもの」を選ばれます。それがジャパンメイドだったらより購買意欲が増す、ということ。以前のような海外ブランド志向、メイド・イン・ジャパン信仰からはずいぶん変わりました。アジアのお客様にも、日本の感性(カラーリングやフィット感)を加えてアレンジした商品などに非常に興味を持たれ、ご購入されるようになりましたので、各ショップ単位で、こうした「ジャパンフィルター」商品をクローズアップした展開を実施してご提案していきます。

――感度の高さという点で、(日本とインバウンドのお客様に)違いはあるのでしょうか?

国内のお客様とインバウンドのお客様の「感度」や「こだわり」に違いがなくなりつつあります。ファッション感度の高いインバウンドのお客様はかなり増えました。特に銀座三越には、「高感度な商品」「拘りの商品」をお求めになる方が増えています。特に春節、国慶節の時期は、例えば靴だと国内のお客様でもかなり“感度・拘り”のお客様が好まれるブランド、イタリアの「サントーニ(SANTONI)」やスペインの「マグナーニ(MAGNANNI)」がよく売れます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください