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『TOO MUCH Magazine』最新号は、世界第2位の難峰を登頂した冒険家・石川直樹特集【NADiffオススメBOOK】

FASHION HEADLINE / 2016年1月14日 19時0分

『TOO MUCH Magazine Issue 7: The Himarayas Naoki Ishikawa』

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・銀座のNADiff du Champ(ナディッフ デュ シャン)です。

■『TOO MUCH Magazine Issue 7: The Himarayas Naoki Ishikawa』

東京を拠点に年2回発行されるインディペンデント雑誌、『TOO MUCH Magazine』。その7号目となる本書は「WORK」をテーマに、写真家で冒険家の石川直樹を特集する。彼のヒマラヤ登山は、2001年に最年少でのエベレスト登頂成功に始まる。そして、10年後の11年からいくつものヒマラヤの8,000メートル峰の登頂を成功させ、15年夏、パキスタン、中国、インドと国境を接するカラコルム山脈にある世界第2位の難峰といわれるK2の登頂に挑戦した。

本書では、11年から15年の間、彼が記録した写真や日記を通し、ヒマラヤ登山とは如何なるものかを紹介する。写真に収められているのは、文明の侵入を拒むかの様にそこにある自然と、そこに「挑む」というより、ともに「居る」もしくは「寄り添う」人々の姿である。その置かれている壮絶な環境とは裏腹に、写真に写る彼らの表情に思いのほか固さがないことや、日記に記される登山中の細かい描写により、彼の活動がよりリアリティーのあるものとして読者に伝えられる。本書は美しい写真に、「WORK」という視点を加えることにより、彼の活動の違う一面を呈示している特異な1冊である。

なお、1月24日までナディッフ デュシャンにて、今回の書籍の刊行を記念し、石川直樹が今夏K2で撮影したデジタル写真に、『TOO MUCH Magazine』がデザインを加えたオリジナルビジュアルワーク(限定100)の販売と、ヒマラヤ遠征の際に、実際に使用した道具を展示するフェアを開催している。

【書籍情報】
『TOO MUCH Magazine Issue 7: The Himarayas Naoki Ishikawa』
写真・日記:石川直樹
発行:edition OK FRED
言語:英語(日本語テキスト冊子付き)
判型:ソフトカバー/182mm×257mm
発刊:2015年12月
価格:2,000円

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