1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

400年の伝統を引き継いだ、現代の有田焼のカタチ--「1616/arita japan」【東京の器屋を巡るvol.2】

FASHION HEADLINE / 2016年2月5日 20時0分

400年の伝統を引き継いだ、現代の有田焼のカタチ--「1616/arita japan」【東京の器屋を巡るvol.2】

テーブルの上で魅せる、料理と器。主菜、副菜、汁物など、食材の色合いやバランスを考えながら、卓上でコーディネートをする。それは、鏡の前で洋服を選んでいる時の感覚とよく似ている。クローゼットのように、食器棚にも日々の食卓を彩る、お気に入りの器を納めておきたいもの。今回は、お料理が楽しくなるような、とっておきの器に出会えるオススメのお店をご紹介。

■1616/arita japan パレスホテル東京店

有田焼の産地である佐賀県・有田は、1616年に陶祖、李参平によって日本で最初に陶磁器が作られたとされる場所。400年前、遥か昔の記憶を引き継ぐようにと名付けられた器が「1616/arita japan」。同ブランドのクリエイティブディレクター柳原照弘さんは、有田焼の歴史に新しいエッセンスを吹き込んだ。それは、絵付けが施された従来のイメージの有田焼とは異なる、シンプルなフォルムで形成された真っ白な器。有田焼というブランドに日々寄り添って器を使えるようにと、1,000円以下からと手に取りやすい価格設定も魅力的だ。

今回は、同ブランドのコレクション、「1616/TY Standard」と「1616/S&B“Coloe Porcelain"」を紹介したい。

--1616/TY Standard--
1616/arita japanのスタンダードシリーズは、ディレクターでもある柳原照弘さんがデザインを担当。主にスクエアとラウンドのフォルムで形成された器は、多様な料理を、まるでキャンバスの様に演出する事ができる。

中でも人気のデザインが、菊の花をイメージした「TYパレス」。その名の通り、パレスホテル東京がリニューアルをした記念で製作された作品。料理の他に、和菓子やケーキ、フルーツなども相性が良さそうだ。
TY Palace 左(2,500円)、右(1,500円)
--1616/S&B“Coloe Porcelain"--
「カラーポーセリン」シリーズはオランダのデザイナー、ショルテン&バーイングスさん夫婦が手掛けた作品。現代的で、機能性に優れた形の中に、有田特有の色遣いが反映されている。淡くて果敢な色がとても特徴的である。


このお皿には何をのせようか?と想像しながら選ぶのがとても楽しい同シリーズ。青々としたルッコラやオリーブのサラダ、お肉料理にも合うだろう。テーブルを明るく華やかに、友達を招いて食卓を囲みたい。
S&B Deep Plate 上(800円)中(3,000円)下(5,500円)
パレスホテル東京店では、1616/arita Japanシリーズが揃う唯一のお店。
スタンダードのようで、とても存在感ある同シリーズは、食材を引き立て、どんなスタイルの料理にも合わせやすく、ギフトにもお勧めである。

【取材協力】
百田陶園 パレスホテル東京店
03-6273-4765

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください