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ヴァレンティノ、シルクの巨匠マリアノ・フォルチュニィをオマージュ【16SSクチュール】

FASHION HEADLINE / 2016年2月11日 20時0分

ヴァレンティノ16SSオートクチュールコレクション

1月27日、旧ロスチャイルド邸を会場に16SSオートクチュールコレクションをショーにて発表したヴァレンティノ(VALENTINO)。アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリは、20世紀初頭に活躍し、様々な技法を編み出して錬金術師ともいわれたデザイナー、マリアノ・フォルチュニィにイメージを求めた。また、同時代を共にしたロイ・フラーやルース・セント・デニス、イサドラ・ダンカンなどのバレリーナにも言及し、バレエ衣装のようにエアリーなピースで構成しているのも特徴。今季は特にダンサーをイメージしたため、モデル達は全員裸足だった。

シルクベルベットやシルクオーガンザのドレスはハンドペイントモチーフで彩られたが、これはフォルチュニィのアーカイブとのコラボレーションで実現したもの。フォルチュニィの傑作ともされる『デルフォス』へのオマージュとして、プリーツ作品が多く見られ、レザーやベルベットにもプリーツをかけるという、高いハードルに敢えて挑戦する姿勢も見せている。他にも、ビザンチン風パッチワークドレスや、龍や蝶などをアップリケしたドレスなど、66点全てにストーリーのある充実したコレクションとなった。

渦巻きモチーフのハーネスやレッグ・アクセサリー、ヘビを象ったヘッドレスは、ハルミ・クロソウスカ・ドゥ・ローラによるもので、コレクションに強い象徴性と格調の高さを加えていた。

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