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雪山に巨大なミステリーサークル。自身の足で踏み固めて描く壮大なスノーアート

FASHION HEADLINE / 2016年3月12日 20時0分

雪山に巨大なミステリーサークル。自身の足で踏み固めて描く壮大なスノーアート

山々に降り積もる雪の上に巨大な地上絵のような作品を作り続けている、サイモン・ベック(Simon Beck)。彼の作り出す作品はとても人間の力で作ったとは思えないほどの巨大さと緻密なパターンが特徴で、それらはサイモン1人で、しかも自身の足だけで制作しているというのだから驚きだ。

彼は元々オリエンテーリングのエキスパートとして地図の制作に携わり活躍していたそうだ。ある日、少し運動をしようと軽い気持ちで雪の上を歩き五芒星のような模様を描いたことでスノー・アートを思いついたという。その後、足を歩くしオリエンテーリングの活動を控えることを余儀なくされ、本格的に創作活動を開始してみようと決めたそうだ。

制作の行程は始めに、ミステリーサークルなどのパターンを参考にデザインを作り、そのデザイン通り雪上に描く為の長さや方向を測定し、そして歩き出すというシンプルなもの。使用するものはスノーシューズとオリエンテーリング用のコンパスだけだという。デザインの外側から中心に向かって歩き模様を表現していき、直線はコンパスを使用しながら、曲線は自分のフィーリングで描いていく。単純に見えるが、十分な経験と慣れが必要な技術なのだそうだ。ほとんどの作品はたった1日で完成させる。細かなパターンのものだけでなくメッセージ入りのものも制作しており、2012年には日本の東日本大震災で起きた津波の犠牲者への追悼の意を込めた作品も制作された。

彼の最新の活動はFacebookページでチェックできるほか、今までの作品をまとめた写真集『Snow Art』も販売しているとのこと。

※本記事は (引用元: https://www.facebook.com/snowart8848/) に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。

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