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アンリアレイジ森永邦彦と松任谷由実、新宿伊勢丹でトークイベントを開催

FASHION HEADLINE / 2016年4月2日 16時0分

(左)アンリアレイジのデザイナー森永邦彦氏、(右)松任谷由実氏(伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区「アンリアレイジ期間限定ショップ」)

伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内のアンリアレイジ(ANREALAGE)の期間限定ショップ「FLOWER SHOP」において、3月28日、シンガーソングライターの松任谷由実をスペシャルゲストに迎え、同ブランドデザイナー森永邦彦とファッションや音楽について語り合うトークイベントが開催された。

同イベント開催に至った経緯として、森永は「このFLOWER SHOPのコンセプトは“目に見えない花”。光を当てることによって、“初めて見えてくる花”や“花が咲く”、といったイメージなのですが、これらのイメージで真っ先に浮かんだのが松任谷さんでした。恐れ多いとは思いつつもイベント出演のお願いをしてみたところ、ご承諾して下さりました」と説明。

会場MCの「それでは、スペシャルシークレットゲスト松任谷由実さんの登場です」の声がかかると、会場には『春よ、来い』のメロディーがかかり会場は騒然、松任谷は大拍手で迎えられた。

当日の松任谷の衣裳は、ゴールドをベースに胸や袖、背中に、トラやピンク色の花柄が刺繍された、パリで購入したという和柄のスカジャンと、その下には朱やうす紅、黄色など、春を思わせる花柄が描かれたシャツ。松任谷は「(今日のスタイリングについて)全く打ち合わせをしていませんでしたが、(同じくスカジャンの森永さんと)今日はスカジャン同志でかぶりましたね。もしかすると好みが近いのかも(笑)」と微笑んだ。

一方、森永は「(自身が着用するブラックの刺繍のスカジャンを指しながら)これは自身のブランドのもので、リフレクト(反射)をテーマとして作りました。通常のデザインが反転されて作られていて、光が当たることで反射します」と説明した。

松任谷よりファッション観について問われると、森永は「服作りの際は、一つのコンセプトを設定し、そのコンセプトから生まれる洋服を作るのが私の方法です。もちろん(洋服の)形の美しさは追求しますが、コンセプト自体が目に見えなかったり、それが今までにないものであったり、結果それが面白いかどうか等を重要にしてます。例えば、今シーズンのテーマ“リフレクト”という軸の場合は、そこから“形や素材を反射させてみよう”、“見せ方自体も反射させてみよう”といった、一つの言葉で全てのことに当てはめていくことで、形や素材、色を完成させていきます」と応えた。松任谷は「私も同感です。(曲を)サスティナブルにしていくには、自分自身の明確な方針があって初めて、感覚的なものに完成していくと思う」と語った。

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