1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

デムナ・ヴァザリアによる新生バレンシアガ【16-17AWウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2016年4月6日 21時0分

バレンシアガ16-17AWウィメンズコレクション

アーティスティック・ディレクターにヴェトモン(Vetements)のデザイナー、デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が就任して初となるバレンシアガ(BALENCIAGA)16-17AWウィメンズコレクション。ショーはパリ15区に位置する元テレビ局を会場に開催された。

デムナ・ヴァザリアは、アーカイブを丹念に閲覧してクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)の作り出してきた独特のシルエットを研究。クチュールメゾンの技術をユーティリティーウェアに応用し、新しいカッティング術を編み出した。ハウンドトゥースやチェックなどのメンズファブリックを使用したテーラードのシリーズでは、ウエストラインを立体的に仕立て、肩を前に出すことで今までにないシルエットを描き、新鮮さを演出。ブルゾンやライダースなどのユーティリティーウェアは、上半分を閉じると裾が広がるシルエットになり、下半分を閉じると肩にボリュームが移動してデコルテになるという、2ウェイの着方を楽しむことができる。フローラルモチーフのドレスのスカート部分には、ボリュームあるラッフルを配して絶妙なアンバランスさを見せる。

最後に、ヴィンテージ風のコートをシリーズで登場させたが、レザー製のショッピングバッグをコーディネートし、バレンシアガのシリアスな局面にデムナ・ヴァザリアのユーモラスなエッセンスが見事に融合。コンセプト偏重になり過ぎない、絶妙なバランス感覚を携えた新生バレンシアガの誕生だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください