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ロエベがミラノ サローネで新作家具を発表。鯉が泳ぐ屏風など精巧な技術を駆使

FASHION HEADLINE / 2016年4月14日 20時0分

ロエベがミラノ サローネ国際家具見本市にて新作バッグとともに家具を発表

ロエベ(LOEWE)が4月17日まで開催中の、ミラノ サローネ国際家具見本市にて新作バッグとともに家具を発表する。

クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが考案した新プロジェクト「マルケトリー イン レザー」として発表された同新作は、伝統工芸「マルケトリー」を再解釈し、ロエベが得意とするレザーを用いて20世紀初頭のヴィンテージ家具を現代らしくアップデートしたものだ。

家具の木材表面に切り抜いたレザーをはめ込み、何百年も前に日本で作られた木製屏風のデザインをアレンジしたモチーフや、ロエベのアーカイブのシルクプリントなどが描き出された。元になるモチーフはすべて、拡大や抽象化することによりコンテンポラリーなデザインに仕上げられ、また多彩な質感とパーツごとのコントラストを持った絵画のような効果を生み出すために様々な種類のレザーが使用された。なお、この技術は、ランプやシガーケースとともに、今後店頭に並ぶ予定のノートやレザーポーチにも用いられている。

また、精巧なカッティング技術で薄く細かくカットアウトされたレザーピースを隙間なく段差なくはめ込むことで一見プリントのように見せる「象嵌」テクニックで仕上げられたバッグも発表。大胆な色使いのチューリップと家具と同様の木製屏風のデザインをアレンジした鯉のモチーフがレザーによって描き出された。

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