1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

【サスティナブルな社会科見学】農業とコスメの意外な親和性を知る。奈良で生まれたオーガニックコスメの物語

FASHION HEADLINE / 2016年5月21日 18時0分


GOOD DESIGN AWARDを受賞したQUONのオールインワンセラム

―― QUONプロジェクトは現在貴社の大きな柱になっていますね。

本業である化粧品のプロダクツを通して社会貢献しようというものです。農業・森林・福祉の面から考えています。たとえば、「QUON」では、無農薬・自然農栽培の大和茶をつかっていますが、本来ならお茶農家さんは11月から4月は閑散期になります。でも、茶葉だけでなく実や花の収穫もお願いしているので、これまで休んでいた時間も仕事になるというわけです。


シーズナルなアイテム「QUON 初摘シリーズ」

――ボランティアではなく、化粧品を売る、つくる過程でお互い協力するのですね。農業とコスメ、意外と親和性がある気がしてきました。

はい、肌から吸収されるというのは食と同じですからね。ショコラティエの野口和男氏が厳選したオーガニックカカオを使ったフェイスパックなど、一見食べられそうな商品もありますよ。

―― 企業の利益に繋がることが、持続可能で循環していく活動なのですね。

はい。自分たちだけで抱えるのではなく、共有して発信していくことが出来ればと思います。ちなみに、QUONプロジェクトのクオンとは「久遠」。仏教用語であることがいつまでも続くことをあらわしているんですよ。

―― まさしく「サスティナブルである」というメッセージが込められているんですね。

【プロフィール】
株式会社クレコスCEO 暮部達夫氏
大学在学中から創業者である母と共にクレコスの仕事を始める。いまではQUONプロジェクトの推進責任者として全国を飛び回る。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください