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三越伊勢丹発信の“クールジャパン”担うイセタン ザ・ジャパン・ストア・クアラルンプール10月オープン

FASHION HEADLINE / 2016年6月7日 21時15分

1階はASEANのファッションピープルに向けて日本のストリート、ポップ、モードなどのカルチャーなどの情報発信基地として、マッドストア アンダーカバー、Y3、ポーター、オニツカタイガー、アンリアレイジ、アソビシステム、STRICT-G 、カラー、トーガ、N.ハリウッド、マメ、ミュベール、タロウ ホリウチ、ジョン ローレンス サリバンなどのブランドを集積。また、伊勢丹新宿本店の東京解放区の全国版、都道府県解放区「Find Japan」やTime Out Tokyoのカフェなども計画されている。

2階は日本の素材や技術を生かした日常使うアイテムを集積したライフスタイルを提案し、東京西川のAir、UCHINO、マルニ木工、NUNO、ミナペルホネンなどとともに、資生堂、コスメデコルテ、アルビオン、SK-II等の化粧品とウェルビーイング、またアジア初出店となるUKAのサロンも予定されている。

3階はセレクトブックストアや日本の文化を和空間の中で学ぶアカデミー、アニメクリエイター養成講座など座学、JTBとのコラボによるトラベルサロンなどイベント、カルチャーを軸としたフロア、4階はレストランフロア、地階は食のスタイルを提案するフード、イートインという構成。

初年度の売り上げは1200万マレーシアリンギット(約35億円)、140万人の入店客数を見込んでいる。

「2011年に経済産業省がクールジャパンの取り組みをスタートした時に、果たして我々が日本の良いモノをどれだけ理解しているかということを全社的に再確認した。クールジャパン事業は従来の営業施策のJAPAN SENSESから、企業メッセージのThis is japan へと規模を拡大し、弊社としても優先順位の高い取り組みとなる。今回のLOT10店は我々が日本を代表して、本格的に“カッコいい日本”を紹介していく最初の店舗となる。その意味でも緊張感を持って臨んでおり、その商圏はマレーシアだけではなく世界だと考えている。プロダクトはもちろんだがコトを含めて提案し、おもてなしに関しても米国で学んだ6名のスタッフがチームなでしことスタイリストを育成するなど、これまでの海外店舗とは違ったよりきめ細かい快適なサービスを心掛ける」と三越伊勢丹ホールディングスの大西洋代表取締役社長は話す。

また、9月末にクアラルンプール店に先駆けてパリ日本文化会館内に「The Japan Store ISETAN MITSUKOSHI PARIS」が、90平米の面積でオープンを予定。ストアデザインはクアラルンプール店グランドフロアでインスタレーションを行うパリ在住の建築家・田根剛が担当。同店のオープニングと企画して、三越銀座店のリモデルグランドオープン時に好評を博した「CHABAKO(茶箱)」のプレゼンテーションが計画されている。

Text: 野田達哉

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