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コンゴ共和国の“サプール”を世に知らしめた写真家、ダニエーレ・タマーニの新刊が発売

FASHION HEADLINE / 2016年6月8日 11時0分

ソランジュ・ノウルズと「サプール」

ビビッドカラーなスーツでエレガントにキメたコンゴ共和国の「サプール(SAPEURS)」を世に知らしめた写真家、ダニエーレ・タマーニによる『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』の続編ともいえる新作写真集『FASHION TRIBES GLOBAL STREET STYLE』が青幻舎より発売された。

写真集『SAPEURS』をはじめ、西武渋谷店での展覧会、それに合わせての本国からの「サプール」来日など、ますますブームが過熱している「サプール」。現在、そんな「サプール」に代表されるファッションルネッサンスともいうべき現象が、ファッションの辺境と思われていた場所で局地的に発生している。「サプール」を世界に先駆けて写真集にまとめたダニエーレ・タマーニは、その動向にいち早く気づき、経済状況などの劣勢を自らのクリエイティビティで超越している7ヶ国の“ファッショントライブ”を取材。それらのグループと何日も一緒に過ごすことで信頼を勝ち取り、それぞれの被写体の個性そのままの写真を撮影することに成功した。

同作では、05年に南アフリカのポップカルチャー・シーンで大人気を博した「スマーティーズ」をはじめ、ダンスとファッションを通して自己表現を行っている野心的なグループ「ヴィンテージ・クルー」、エレガントで個性的なファッションセンスの「ザ・サルティスト」など南アフリカのファッションシーン最前線を紹介。伝統的なファッションに身を包み、セネガル人女性の代表のようなふくよかな女性たち「ディリアンケ」や、セクシーなファッションに身を包みナイトライフを楽しむ若い女性「グザリー・ファッション」なども撮影された。

その他、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)、ナイキ(NIKE)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などの西洋のブランドで着飾り街を闊歩するハバナのストリートのキューバ人たちや、伝統的な衣装を纏い身なりを整えレスリングをする女性たち「フライング・チョリータス」、70年代中盤のイギリスのパンクスにインスパイアされたミャンマーの若いビルマ人たち、80年代のヘビーメタルに西洋のカウボーイスタイルとアフリカのアクセントとをかけ合わせたボツワナの「アフロメタル」なども紹介されている。

【書籍情報】
『FASHION TRIBES GLOBAL STREET STYLE』
著者:ダニエーレ・タマーニ
出版:青幻舎
上製/292ページ/B5変型
発刊:2016年5月
価格:3,200円

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