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とびきり美味しいに出会う台湾旅!東洋と西洋をミックスした独創料理に、片田舎で見つけた芋のスイーツ【YOU BOX in 台湾--1/2】

FASHION HEADLINE / 2016年6月13日 20時0分

「家族のような友人の大事な友人は、これまた家族と一緒」というポリシーで、Billが色んな場所を案内してくれる。その中のひとつがこのアウトドアキッチンとお庭がこじゃれたお店。地方に行くと、すっこーんと明るくて、世の中に悪い人なんてひとりもいないと思わせてくれるような人に出会うことがあるけど、このお店のオーナー黄英妹さんも、そのひとり。

米粉と水とタロ芋を使ってつくったドウに豚挽肉と桜えび、フライドエシャロットを入れて醤油や砂糖などで味付けをしたものを入れて蒸してできあがったのは、「芋米菓」というおやつ。塩気があってご飯っぽいんだけれど、砂糖のおかげでお菓子っぽくもあるから、食べる時間を選ばないオールマイティな品。白と緑の2種類あって、緑の方は、家の裏の畑にある大風草を混ぜたもの。南台湾の原種である大風草は、血行促進効果がある古い漢方の一種。その独特の香りと苦味から、最近ではめっきり使われなくなったらしいけど、産後の女性や大病を患った人が”氣”を取り戻したり体を温めるために食べたそう。

片田舎で出て来た芋米菓と本格コーヒー

「さ、コーヒーにしましょうか」と、黄さん。あ、お茶じゃないんだと思いながら旦那さんがいる店内に入ると、驚くほど本格的なエスプレッソマシーン。手際よく淹れてくれた美味しいラテを飲みながら、いきなり文明に触れた猿のような顔をして、「これどうしたの?」と聞くとどうやら娘さんがイタリア留学をしていたという。他の子どもたちもアメリカにいたりして、なんだかグローバルなお家。やはり、このすっこーんとしたお母さんからは、そういう子どもが育つんだ。ご近所さんが、庭の池を見ながらラテを飲む様子を見ると、芋米菓にはコーヒーじゃなくてお茶の方が合うんじゃないかなあなんて突っ込みは、野暮であります。


続編「台湾のとびきり美味しいと出会う旅!知恵の詰まった保存食に斬新なパイナップルビネガー【YOU BOX in 台湾--2/2】」はこちら

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