サプールに訊く“私が着飾る理由”--ムィエンゴ・ゼブラン(61歳)【INTERVIEW】
FASHION HEADLINE / 2016年8月2日 17時0分
ファッションを愛する男たちが、この夏コンゴから来日した。平均月収3万円という貧しい国に暮らしながらも、オシャレに着飾ることで、世界中にファッションの持つ力を教えてくれる彼ら。
FASHION HEADLINEでは、来日したサプールメンバー6人、一人ひとりに7つの質問を投げかけた。
連載を締めくくるのはサプール歴43年で、本国でも「大サプール」と慕われるムィエンゴ・セヴランさん。今年の4月にも来日し、大いに話題となった。この日は、前回の来日時にデザイナーの山本寛斎からプレゼントされたというカンサイヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)の極彩色のジャケットを身に纏っていた。さらに、ジャケットだけでなく、パンツ、シャツ、ヴェスト、そしてハットに至るまで原色のアイテムでまとめていた。それでも自分のスタイルとして着こなしてしまうのだから驚きだ。
Q1:サプールを始めたきっかけは?
サプールはコンゴ共和国の首都ブラザヴィルが発祥の地です。父がサプールで、彼のようになりたいといつも思っていました。また、自分の本名には”清潔”という意味も込められているので、常に身なりには気をつけていました。
Q2:ファッションの楽しさを覚えたのはいつ?
15才からサプールをやっています。父もとてもかっこいいサプールでした。周りはそんなサプールばかりでしたら、大いに影響を受けましたね。10才くらいの時にはもう憧れを持っていました。はっきりと覚えていますよ。
Q4:スタイリングのこだわりは?
飾り立てること。足し算することでエレガンスを生み出すことを信条としています。例えば、スーツというものは、シングルやダブルなどの違いはあれど、大まかな形は似ています。そこにチーフやネクタイ、色などをプラスことで自分らしさが生まれるのです。
Q5:好きなデザイナーやブランドは?
それは、カンサイヤマモトです(笑)。前回の来日時に頂いたこのジャケットに合うように、パンタロンも新調しました。帽子なんかは合うものがありませんでしたので、生地だけはなんとか探し出して、自分で既存のものの上から縫い付けています。好きなブランドはいくつもありますが、自分で手を加えてオリジナルにすることが好きなんです。
山本寛斎さんから贈られた「大漁旗」のジャケットに合わせるために、自分で帽子をリメイクしたというゼブランさん
Q6:来日するにあたり楽しみにしていたことは?
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