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アート×科学の広がる可能性、水滴を釉薬で永遠化!?中村元風の作品展が新宿伊勢丹で開催

FASHION HEADLINE / 2016年8月22日 17時0分

「グレイズーー輝きは、チャレンジから生まれる」が伊勢丹新宿店本館1階で開催

アーティストサイエンティスト中村元風と、クリエイティブディレクター近衛忠大による「グレイズーー輝きは、チャレンジから生まれる」が、8月24日から29日まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて開催される。

本展は、三越伊勢丹で開催される「彩り祭」の一環として行われるもので、中村元風が30年の年月をかけて研究し、ようやく実現した釉薬である「グレイズ」を0.0001g単位で緻密に調合し、色彩や透明感を調整、焼成時間や使用する水の種類にまでこだわって作られたアート作品が展示される。中村が雨上がりに日光を受けて輝く水滴のみずみずしい様に心を打たれ、それを永遠化したいという想いから釉薬の研究に挑み、「グレイズ」の輝きに辿り着いたという。

作品は、禅の世界などで万物すべての形を代表するといわれる◯、△、□の形で構成されている。◯のシリーズは、宇宙に輝く星がイメージされており、生まれたての生命力を表現した「グローブ(Globe)」(10万円から)、エネルギーの循環や永続を表現するため、球体の上下に穴が開けられた「トーラス(Torus)」(30万円から)が展示される。△のシリーズからは、ロケットや山など上に向かうものは先が尖っていることに着想を得て作られた「ピラミッド(Pyramid)」(3万円から)が展示される。この作品のテーマは成長であり、高い目標(頂点)に向かってチャレンジしてほしいという想いが込められているという。□のシリーズでは、成熟や調和を表現した絵画作品である「プリズム(Prism)」が展示される。また同期間、中村元風と近衛忠大によるコラボーレション作品も展示される予定。なお、会場内の作品はすべて購入が可能。

会場デザインはクリエイティブディレクターの近衛忠大が手掛けている。白を基調としたラボをイメージして作られた空間に、「グレイズ」のルーツである水を随所に使用し、一点一点の作品を引き立たせるようなデザインになっている。大型ディスプレイには「グレイズ」が生まれるまでの工程が再現され、作品に潜むテクノロジーを見ることができる。

会期中は中村元風と近衛忠大によるトークライブも行われ、さらに中村元風本人と一緒に会場を回り作品の解説や作品に込めた想いを聞くことができるディスカバーグレイズツアーも行われる。

【イベント情報】
「中村元風×近衛忠大トークライブ」
会期:8月24日、27日
時間:14:00から

「中村元風によるディスカバーグレイスツアー」
会期:8月24日、27日、28日
時間:8月24日は11:00/16:00
   8月27日は11:00/16:00/18:00
   8月28日は11:00/14:00/16:00/18:00

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