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N.ハリウッド尾花大輔、伊勢丹との特例だらけのコラボを語る【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2016年9月13日 20時0分

やっぱり、メンズよりスタイルのレイヤーが多いですね。女性って普段コンサバな人が休日には、モードをピックアップしたり。自分のスタイルを決めつけない、そこがレディースファッションの面白みだと思っています。だから、ミーティングの時も一歩引いて女性バイヤー達のやり取りを見ていました。

彼女たちバイヤーにピックアップしてもらった方が、よりレディースファッションとしての整合性も高くなると。今回、僕のエゴみたいなものは、まったくと言っていいほど入っていないですね。もちろん、うちのブランドとしておかしいものになるようであれば、それは言おうと思ってたんですが、それも全くなく。伊勢丹さんとの付き合いも長いですし、そこはこれまで培ってきた互いの信頼関係のおかげなのかなと思っています。

ーー普段のコラボレーションでは、どういったアプローチを?

例えば、セレクトショップとの別注は、店頭で他のブランドはどういったものを並べるのかなど、徹底的にインタビューします。そして、そのショップの方とはもちろんのこと、デザインチーム内でもたくさんミーティングを重ねて、「だからこのコラボレーションが生まれたんだ」ということを、チームの誰もが言えるような状況へもっていきます。この過程をすごく大事にしていますね。今回もミーティングは数をこなしました。



ーーそれこそ、コラボレーションも信頼関係がないとうまくいかないですよね。

積み上げてきた経験の蓄積がないと信用もないですから。メインコレクションがあって、スーツのラインがあって、僕のブランドには色んなセグメントがある。普段は、セグメントごとの位置付けとしっくりくるブランドやショップとコラボレーションをしています。ただ、今回のレディースサイズのコラボレーションに関しては、何から何まで特例だらけでしたね。

さっき言った“お買い物感覚”というか。衝動的な感覚でピックアップしないと、レディースものって、“フレッシュさ”や“勢い”的なものが重要じゃないですか。だから、彼女たち(バイヤー陣)にも一肌脱いでもらって、いわゆる本当の意味でのコラボレーションができたのかとは思います。

ーー今回は、10年前みたいに「全然売れなかった」ということはないと思います(笑)。

だといいんですが(笑)。ルックで見せても、一つひとつのピースとしてアイテムを見せても、色んな人が着た時に対応できるアイテムが出来たと思います。今後店頭に出て行った時に、どういった形で、どういった人たちが手に取って、何を感じたのか。その反応が気になりますね。


【店舗情報】
取扱い店舗:伊勢丹新宿店本館2階=TOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYO

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