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日本の美意識が息づく京都のジュエラーNIWAKAが東京国立博物館で発表会実施、中谷美紀も登壇

FASHION HEADLINE / 2016年9月30日 11時0分

トークショーには女優の中谷美紀さんが登壇

京都で誕生し、近年は海外のセレブリティにも着用されているジュエラー・NIWAKA(俄)が9月26日、東京国立博物館法隆寺宝物館にてハイジュエリーの展示を中心としたプレスイベント「The Unveiling of NIWAKA Fine Jewelry 美意識の継承」を開催した。

NIWAKAは2013年にロサンゼルスにオフィスを構え、そこから現地のスタイリストを通じてジュエリーの評判に。2016年2月28日開催のアカデミー賞受賞式では、映画『ルーム』で主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン(Brie Larson)がダイアモンドリング「京小路」を、プレゼンターのエミリー・ブラントが「梅宴」のイヤリングを着用し、世界各国のメディアで取り上げられるなど、ハリウッドで高い評価を得ている。

今回の展示ではロサンゼルスで先行発表された日本未発表のジュエリー約70点を含む、ハイジュエリーの展示を中心に、ブランドを代表するジュエリーを披露した。

トークショーのゲストには女優の中谷美紀さんが登壇。今回のコレクションについて「本当にディテールが細かくて繊細で美しく、京都の祇園祭などの歴史的なモチーフや四季の風景、伝統的な文様を用いた日本の美意識を凝縮したクリエイションなのですが、それでいて洗練されていてとても都会的に見えるというのが印象的でした。まばゆいばかりの光についつい自分の心が本当に魅了されてしまって、魔物が棲んでいる!とまで思いましたね」とコメント。

中谷さん自身、年齢を経たことでジュエリーに対する意識の変化について感じているという。

「私自身若かりし折には、おこがましくも、自分自身が輝いているからジュエリーなんて必要ないと思っていました(笑)。でも、やはり年齢を重ねていくにしたがってどうしてもシミやシワは出てきます。以前から憧れでしたジャンヌ・モロー(Jeanne Moreau)さんというフランスの女優さんがモノクロの写真集で、しわくちゃの顔でしわくちゃの手に美しいジュエリーをなさっているのを見て、ジュエリーって年齢を重ねてこそ似合うもの、ジュエリーの輝きをお借りして助けていただいて一緒に輝きたいなと思うように。いま、ジュエリーが似合う自分にようやくなれたなと思っております」

現在のマーケットの状況に伝統の技術が求められていないことにも触れ、自分でも少しでも支えられればと着物を買い求めており、NIWAKAの伝統の技術を何千年後にも伝えていこうと努めている理念にも賛同していると語った。

パーティーでは法隆寺宝物館前の舞台にて京都宮川町のお茶屋しげ森の舞妓・ふく苗さんと芸妓の小ふくさんによる伝統的な舞も行われ、来場者たちに京都の伝統文化の一面を伝えていた。

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