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「ゴルチエ氏の元で学んだ、歴史を尊重し文化を重んずる“意味のあるデザイン”がブランドの基盤」--ATSUSHI NAKASHIMAデザイナー中島篤2/2【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2016年10月3日 19時30分


ーー『DHL Exported』の援助を受けてミラノコレクションに参加できるのは今回が最後ですが、今後のコレクション発表の場は?

ミラノで続ける予定です。次回から人手や資金面でのリスクはありますが、それでもミラノでショーを開催することに価値があると思っているから。バイヤーは世界中から訪れますし、メディアを通して一気に世界へ広がっていき、発信力が東京とは雲泥の差。


ーー既に世界で羽ばたく中島さんですが、最後に今後の展望を聞かせてください。

いつ辞めても悔いがない、と思えるほどこれまで一生懸命取り組んできました。これからはもっとブランドの知名度を上げて、影響力のあるデザイナーになりたい。ミラノでショーを開催しただけで才能のあるデザイナーとして認められ、評価されるわけではないので。自分にまだ足りないものがあるのだと痛感しています。

ブランドとしては徐々に大きくなっていますが、メゾンに比べるとまだまだ。今のファッション業界は厳しく、ピラミッドが既に出来上がり、上がつまっているのに下はたくさん出てくる状態。生地の選択肢も多く、3000体のサンプルを作って厳選した40ルックを発表するようなトップのブランドと、サンプルの40ルック全てを使うしかないような厳しい条件のブランドも、肩を並べて競わなければいけません。多難ではありますが、やはり世界に名の知れたブランドに成長し、販路を広げていきたいですね。

ーー前編に戻る。

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