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スパイス香る、パティスリー ヨシノリアサミの“サンニコラパフェ”でフランスのクリスマスを満喫【パフェの名店_01】

FASHION HEADLINE / 2016年12月5日 17時0分

スパイス香る、パティスリー ヨシノリアサミの“サンニコラパフェ”でフランスのクリスマスを満喫【パフェの名店_01】

フランスで12年間パティシエとして働いた浅見欣則さんは、帰国後、東京・巣鴨にパティスリー ヨシノリアサミを構えました。

店の看板や店内の至るところにコウノトリの絵があり、その理由を尋ねると「私がフランス修業中に滞在していたアルザス地方には、どこにでもコウノトリがいるんですよ。日常の風景の中に自然に溶け込んでいる存在ですね。だから、お店のシンボルにしました」と語ります。フランスの北部に位置するアルザス地方は、昔から良質な食材が採れる地域として知られ、豊かな食文化を育んできたのだそう。


お店の看板や店内にはシンボルのコウノトリが
クリスマスの歴史が長い北ヨーロッパでは、この時期になると、街にはクリスマスマーケットが並び、どの家でもシュトーレンや聖人サン・ニコラを象った人型のパン・デピスを食べる習慣があるのだそう。そこから着想を得て生まれたのが、12月のパフェ「サンニコラパフェ」(1,380円)です。「ポイントはシナモンやアニス、カルダモン、ナツメグなどのスパイスを効かせたパン・デピスですね。これは、アルザス地方の伝統的な焼き菓子で、クリスマスには欠かせない味。パン・デピス、ピスタチオの2種のアイスクリームに、ベルガモットのアロマ入りのホイップクリームと塩サブレを合わせてみました。加えて、フローズンのぶどうを底部に入れ、フリーズドライのフランボワーズを散らせアクセントに。仕上げにサン・ニコラのパン・デピスを飾れば完成です」と浅見さん。



「サンニコラパフェ」(1,380円)
浅見さんはM.O.F(フランス国家最優職人章)のグラシエ(氷菓)部門で日本人初のファイナリストに輝いた肩書きをもち、サロン・デュ・ショコラでは、オリジナルのチョコレートアイスが大人気となったパティシエです。「パン・デピスのアイスクリームは、この時期だけの限定の味わいです。スパイスの風味は、乾燥している冬にこそおいしく感じられるので、ぜひお召し上がりください!」と自信の一言。アルザス地方の思い出の食材と、アイスクリームの匠が生み出す季節感あふれるパフェを味わえば、クリスマスの訪れがより待ち遠しくなりそうですね。


クリスマスシーズンにはギフトにぴったりな焼菓子もそろう

【店舗情報】
パティスリー ヨシノリアサミ(PATISSERIE Yoshinori Asami)
住所:東京都豊島区巣鴨3-23-3 ハウス桃李 1F
電話:03-5980-7674
時間:10:30~19:30
定休日:水曜、火曜(不定休)


>> 特集【パフェの名店】を見る

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