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テクニカルにクラシック回帰、鮮明に。ポール・スミス「PS」、キートン創業者のイベントも【ピッティウオモ91】

FASHION HEADLINE / 2017年1月20日 19時0分


ブルネロ・クチネリ2017-18秋冬コレクション
ブルネロ・クチネリ (BRUNELLO CUCINELLI)ではシーアイランドコットンを使ったソフトコーデュロイのアイテムが、今回のプレゼンテーションのテーマとして打ち出された。スタイリングはベージュ×グレーのコーディネートでフレッシュなイメージ。ガーメントダイのシャツや新たにウールのデニムも発表し、メゾンが提案するラグジュアリー&コンフォートのライフスタイルをブース全体で表現している。


ハイテク素材で機能強化、人気ラインを充実させたヘルノ


ヘルノが2017-18秋冬よりスタートする「MAGMA」シリーズ
日本でもこの数シーズン、メンズが売り上げ好調なヘルノ(HERNO)は一昨年発表した超軽量ダウン「7デニール」のさらに軽量化を図った「5デニール」を発表。10年前に20デニールの軽量ナイロンダウンを発売したことを記念して、アニバーサリーモデルとして5色展開される。他にもレーザーカットした高密度ナイロン素材を熱ではなく超音波で接着した新技術のダウンジャケット「MAGMA」、ゴアテックスを使用してハイスペックなアーバンマウンテンウェアとして日本でも人気の「ラミナー」シリーズからは、ゴアテックスに変わるより軽量化を図った新素材イグルーラインを発表。技術の進化によって機能を訴求した新商品が、数多く提案されている。


新たな市場開発に向け、アルテアからミレニアム世代に向けた新ライン


アルテアが発表したプライスコンシャスなニューライン
イタリアを代表する伝統的な物作りで、専業ファクトリーブランドからトータルブランドへと成長を果たしてきたクラシコ系ブランドだが、市場の成熟化とイタリア国内及び欧州の長引く不況から、新たなマーケット戦略を図る動きもある。1892年創業という歴史を誇るネクタイ専業メーカーからこの数シーズンニットジャケットなどで市場を拡大してきたアルテア(Altea)は、Tジャケットを開発した日本人デザイナーを起用し、2017-18秋冬より新たなラインをスタート。芯地や裏地を省き、工程に大幅に効率化したことでコストを抑えたジャケットとセットアップの2ラインで、「ミレニアム世代にも買いやすい価格帯を目指した」(ルカ・サルトリ・アルテア社長)というイタリア国内で約400~500ユーロ程度で販売される予定だという。


ナポリから世界を制覇したレジェンド、チロ・パオーネの世界

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