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ファセッタズムを形成する東京という街【2017-18秋冬メンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年2月6日 19時30分

ファセッタズム2017-18年秋冬メンズコレクション

落合宏理によるファセッタズム(FACETASM)は、バスティーユ広場に程近いショールームを会場に2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを開催した。

コレクションタイトルは「good morning」。落合は、宗教や階級に関係のない様々なアイデンティティが存在し、新しい文化を取り込む包容力を持つ東京という街で育った自分のバックグラウンドを受け入れながら、今シーズンのコレクションを制作したという。

現代において区分や対立軸が無意味になっていることに着目し、それをペールピンク、アースカラー、ベージュという三つのスキンカラーを用いて表現。各アイテムはオーバーサイズで、ストリートウェア、ワークウェアが中心。ラスタ風のブレードがアップリケされたオーバーサイズのアランニットや、シャツとブルゾンが重なっているかのようなトップスなど、このブランドらしいミクスチャーを感じさせるアイテムは健在。

しかし、ベルベットのバスローブ風ジャケットやショールカラーのサテントリミングのジャケット、レディースではオペラボタンを取り付けたワンピースやベルベッドのパッチワークスカートなど、ドレッシーなアイテムも時折挟み込まれ、幅拾いクリエーションを見せた。コレクションタイトルにも繋がる、朝顔のプリントをあしらったアイテムも効果的なアクセントとなっていた。

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