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ロシャス、かつてのブルジョワの装いを現代へ昇華【2017-18秋冬ウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年3月8日 18時0分

ロシャス2017-18年秋冬コレクション

アレッサンドロ・デラクア(Alessandro dell'Acqua)によるロシャス(ROCHAS)は3月1日、パレ・ド・トーキョーを会場に2017-18年秋冬コレクションショーを開催した。

今シーズンは、非常にクラシカルでオーセンティックなアイテムを、クチュールメゾンらしい最高級の素材を用いてアレンジ。イタリア貴族のアートコレクターで、ファッションアイコンでもあったマレッラ・アニェッリ(Marella Agnelli)と、創始者マルセル・ロシャス(Marcel Rochas)の夫人エレーヌ(Helene Rochas)をイメージし、当時のブルジョワ女性の装いをモダンに昇華させた。

アイテムによってはヴィンテージテイストも見られた。今回特に目を引いたのが、秘密結社の紋章をイメージした「R」モチーフ。マットな素材をあしらったジャケットやパンプスなどに、光を放つ装飾として使用されている。

凛としたシルエットのジャケットや、バックサイドに膨らみを持たせたウールツイードのコートなど、マスキュリン・フェミニンなアイテムは、真っ直ぐなスリーブで直線的なシルエットを強調。ほぼ全てを手で縫合するダブルフェイスのアンゴラ製ヴァージンウールワンピースや、リボンのスパングル刺繍を飾ったタペストリージャカードのワンピースなどは、真っ直ぐなラインを強調しながらもフェミニンな印象を持たせる。ドレスによってはバックサイドをオープンにしたりするなど、ヨーロッパらしいドキッとさせるセクシーな要素も加えている。

装飾を省き、落ち着いた色調で抑制の効いた雰囲気を漂わせるが、丁寧な仕立てと美しい素材とカッティングで、見れば見る程魅了される服ばかりだ。

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