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鹿児島睦が表現する“図案”と“造形”。 地元・福岡ではじめての大規模な展覧会「#鹿児島睦展」【Report--1/2】

FASHION HEADLINE / 2017年3月8日 20時51分



◇久留米絣やてぬぐい、インドのウッドブロックプリントを用いた、ファブリックアイテム。




植物の図案の中に生き物が隠れているアルファベット文字(ZUAN Letters)。ポスターやモビールといったペーパーアイテムも


■陶器の世界を飛び出して
プロダクトに生かす図案の魅力とは?

お皿の中だけでなく、ペーパーアイテムやテキスタイル、壁画まで、鹿児島が描く図案の魅力はどこにあるのか。



例えば、Lapuan Kankuritとコラボレーションしたウールブランケットについて、鹿児島はこう話す。「このブランケットはパターンの繰り返しでなく、原寸大で紙を切って作ったものなんです。ですから、けっこう緊張感がありました。どこから見ても上下天地がないように作りたかったので、畳んだ時に花柄がぐるっと縁にくるようになっています。そのほうが楽しいですから」。

使う人のことを考えた細やかな図案と、自身もマテリアルの違いを楽しみながら、図案の可能性を拡げ、かたちに仕上げていくものづくり。さまざまな作品の中で、鹿児島のそうした思いやりが通うポイントを見つけてみるのも面白いだろう。

さまざまな素材、さまざまなアイテムを間近に、改めて鹿児島の図案の楽しさ、構成力を発見できる図案展。感想ノートには「将来、絵描きになりたい」と夢を綴った女の子の言葉と絵が描かれていたりと、老若男女、世代を超えた人々の感性をくすぐる一連のアートワークを純粋に楽しんでほしい。


続いて、太宰府天満宮で開催中の「鹿児島睦の造形展」の紹介へ



【展覧会情報】
#鹿児島睦展

「鹿児島睦の図案展」
会場:三菱地所アルティアム
住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階
会期:2017年3月12日まで
時間:10:00~20:00
料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料 ※()内は前売り料金

「鹿児島睦の造形展」
会場:大宰府天満宮宝物殿 企画展示室
住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
会期:2017年3月12日まで
時間:9:00~16:30(入館は16:00)
料金:一般400円(300円)、高大生200円(100円)、小中生100円(50円)※()内は30名以上の団体割引料金
休館日:1月30日を除く、月曜休館

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