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エミリオ・プッチ、伝統を礎にモダンをミックスさせて新境地へ挑む【2017-18秋冬ウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年3月15日 20時0分

エミリオ・プッチ2017-18秋冬ウィメンズコレクション

2月23日、エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)がミラノで2017-18年秋冬コレクションを発表した。マッシモ・ジョルジェッティがクリエイティブ・ディレクターに就任してから4シーズン目。影を薄めていたプリント柄も今季は多く見られ、さらにデイウエアからイヴニングウエア、ジェットセッターへ向けたトラベルラインまで、様々なシチュエーションをエミリオ・プッチらしく提案した。

序盤はアップルグリーンやブライドオレンジ、ピーチピンクといったジューシーな色彩で染まった。歩くたびに自由に踊る長いフリンジを施したドレスやトップスで軽快な印象だ。アシンメントリーのカッティングやワンショルダーを取り入れるなどシルエットも様々。ジャージー素材のフレアパンツ、ストーンや総スパンコールで煌びやかな装飾を取り入れ、エキセントリックな70年代のムードが漂う。初登場となるジーンズは、ポップカラーのステッチを施したシンプルなストレートタイプで、新鮮な風を吹き込んだ。

マッシモのオリジナルであるペイズリー柄はプリントだけでなく、ジャージー素材のパンツ、ジャガード織りのアウター、フットウエアなどで登場。一枚の大判スカーフと単色ロングドレスを半々で合体させたドレスのパターン構成や、プリント柄の曲線に沿ってスパンコールを張り合わせたドレスは難易度が非常に高く、ブランドが歴史とともに培った職人技が感じられた。

フィナーレに向けて、アーカイブのプリントでトラベルラインが登場。PVC素材のレインコートや、ウィークエンドバッグ、トロリーバッグといった旅の必需品は、エミリオ・プッチ流に華やかに彩る。

スキーウエアから始まったというブランドのスポーツテイストや旅といったテーマを礎に、若々しいモダンなマッシモのアイディアがミックスされていた。どんな1日もエミリオ・プッチと過ごすことができる、多様なライフスタイルを持つ現代女性のためのコレクションとなった。

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