コーチ、メルティングポットのNYのユーモアや遊び心を添えて【2017年秋コレクション】
FASHION HEADLINE / 2017年3月19日 21時0分
スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)が手掛けるコーチ(COACH)が、2017年秋コレクションを発表した。
大草原と大都市、ローカルなアウトドアとNYのヒップホップ、ステータスやラグジュアリーの象徴とアンプレシャスなもの。そんな対照的なムードを気ままにミックスした新しいトムボーイスタイルを提示。
アメリカの荒野を想起させる枯れ草が生い茂ったランウェイ。存在感たっぷりに揺れるムートンコートにはレトロな薔薇や鷲のモチーフが施されている。馬たちが駆け抜ける躍動的なテキスタイルでカントリー調を加速させながら、足元にはストリートなハイカットシューズをスタイリング。おてんばなアメリカンガールが切り放しのシアリングを纏うことで感じる自信や強さが表されている。さまざまなバリエーションで登場したワンピースは、フラワーモチーフを巧みに取り入れて表情豊かに。膝のラインでシェイプを入れた赤や緑のワンピースには、グランマのハンドメイド風ニットを合わせ、黄色の刺繍入りワンピースにはフリンジの付いたファーティペットを。オーバーサイズのダウンジャケットやパッチワークデニムにも花柄が配されていた。
定番のスタジャンやバイカージャケットの要素を取り入れたミックスタイルも健在だった。ミリタリーテイストのワッペンでアレンジされたジャケットにはシアリングを添え、レザージャケットにはスタッズでエッジの効いた遊びを加えた。そこに見えるのは、メルティングポットのNYが生み出した独自のカルチャーやユーモア。
そして、特筆すべきはマイクロミニのレザーバッグを斜め掛けにしたスタイル。コレクションを彩ったさまざまなモチーフを小さなキャンバスに詰め込み、ペンダント風の“新しいアクセサリー”として提案。慣れ親しんだものをカスタマイズし、個性を吹き込むことで新しいスタイルに昇華するスチュアート・ヴィヴァースのテクニックと、尽きないアイデアを象徴する重要なピースとして、ひと際の存在感を示していた。
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