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鹿児島睦のクリエーション源を紐解く「Meets.-イイホシユミコ&鹿児島睦展」【INTERVIEW--1/2】

FASHION HEADLINE / 2017年4月4日 17時15分

強烈で個性的な身内がたくさんいましたので、それが基本だと思いますが、大学を卒業して入った会社、その次のインテリアの物販の会社と合わせて12年ちょっとサラリーマンでしたから、その時にお会いしたお客様、取引先の方々、会社の先輩、同僚、後輩…そういう方々との出会いから学んだところはすごく多いですね。



世界中のいいものをたくさん扱えていましたから、それを見たり触ったり、実際に作っていらっしゃる方からお話を伺ったり、ものを作る上でとても参考になりました。それを踏まえた上で、どういうものを私が作ったら面白がって手にとってくれるかというところで作りはじめましたし、多様性の中の一つ、楽しく使ってもらえる道具として、ものづくりをしようという想いが基本にあります。

ーーサラリーマン時代の経験が今の鹿児島さんのものづくりの姿勢に繋がっているんですね。

素敵なものを販売して、さらに仕入れるためにも売上げを作って、それでもっと面白いものを仕入れるという、ものもお金も回し続ける仕事でしたから、そういう意味で、今も私だけとか、どこかだけがいい状態になるのではなく、手にしてくださる方、メーカー、ギャラリー、セレクトショップ…どこにもストレスがかからないハッピーな状態で、ものとお金の流れを作ろうという意識は強いですね。

私が経験したサラリーマン時代をブランクと言う人もいたりしますが、その辺りのことを学べたので、遠回りでなく近道でしたし、そこは他のものづくりの方たちとは違うところじゃないかなと思います。

>>後半「互いの技術をやり取りして創造した“Meets”、 造形作家・鹿児島睦ー2/2」に続く。

>>暮らしを豊かにする、余白のある器たち。器作家イイホシユミコのMeetsとは?「Meets.-イイホシユミコ&鹿児島睦展」 【INTERVIEW】

【イベント情報】
「Meets.-イイホシユミコ&鹿児島睦展」
会 期: 3月29日~4月11日
会 場: 伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5

第一弾では、昨年に引き続き、大きな反響を呼んだイイホシユミコとの共作「フローロ」の第二作目を発表。第二弾では、イギリス在住の海外アーティストとのコラボレーション作品を紹介する。

<第一弾>
3月29日から4月4日まで
・陶芸家イイホシユミコ × 鹿児島睦によるコラボレーション作品「フローロ ドロップ」
<第二弾>
4月5日から4月11日まで
・鹿児島睦 × ジョン&ジュリアン・セインズベリーによるテーブルウエア
・鹿児島睦 × ドナ・ウィルソン によるクッション・人形・チャーム

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