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11年目のミキオサカベ、原点へ立ち返る新ベーシック【2017-18秋冬ウィメンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年4月4日 21時0分

ミキオサカベ2017-18年秋冬コレクション

ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)が2017-18年秋冬コレクションを発表した。

坂部三樹郎と台湾出身のシュエ ジェンファン(Shueh Jen-Fang)がデザインするミキオサカベ。デビュー10周年を迎えた前回の2017年春夏は、宮下公園を舞台に大きなショーを開催。70年代、80年代、90年代などの時代を超えて混じり合うコレクションを見せたが、ショーではなく展示会で発表した今シーズンはスタートした時点やベーシックに戻りながら新たに軸に作り直したデザインを提案した。




ドレッシーなアイテムを減らし、シャツ、コート、パンツを中心にしたアイテムや黒などのモノトーンをベースにした色使い。素材もコットンやウールなどベーシックなものが中心だ。リボンや猫などの刺しゅうや織りで変化を出している。また、靴も今シーズンの特徴。デザイナーの友人であるインドネシアのデザイナーが手がけた靴を増やしている。

坂部は「2017年春夏コレクションでは10周年を総括したが、今シーズンは2000年以降、一人一人の人間がインターネットで細胞のようにつながる中で、デザインし過ぎたものでも、一般に溶け込むベーシック過ぎるものでもないものを提案することで、徐々に戻せるのではと考えた。今後は自分たちのデザインとアジアの強さを生かしたデザインの両方をやっていきたい」と話している。

動画引用元: (DIDオフィシャルvimeo: https://vimeo.com/211669651 ,https://vimeo.com/211669651)

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