マリメッコやムーミン...フィンランド・デザインの変遷100年を紐解く本、愛知で展覧会【NADiffオススメBOOK】
FASHION HEADLINE / 2017年5月18日 19時0分
木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は『フィンランド・デザイン展』。愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)によるご紹介です。
■『フィンランド・デザイン展』
本書は、フィンランド独立100周年を記念した展覧会「フィンランド・デザイン」展の公式カタログ。現在は愛知県美術館にて開催されているが、これから福井市美術館(7~9月)、府中市美術館(9月~10月)、宮城県美術館(10月~12月)へと巡回する予定。
構成は展覧会と同様で、現在に至る100年の間にフィンランド・デザインがどのような変遷を辿ってきたのかを、“独立以前”、“礎”、“完成”、“異才たち”、“飛躍”、“いま”の六つのセクションに分けて紹介する。
セクション外では、デザイン評論家 柏木博氏やムーミン研究家 森下圭子氏による自然と深く関わるフィンランドの生き方やスタイルと呼ばれるもののルーツについての寄稿や、5章・6章で登場する5人のデザイナー(エーロ・アールニオ、石本藤雄、トーベ・スロッテ、ハッリ・コスキネン、ヘイニ・リー・タフフタ)へのMail Intervew Q&Aコーナー、関連年表が収録される等、充実の内容となっている。プロダクトデザイン、テキスタイル、イラストとジャンルを越えて概観できる一冊。
【書籍情報】
『フィンランド・デザイン展』
編集:キュレイターズ ほか
デザイン:大溝裕(Glanz)
発行元:日本経済新聞社
言語:日本語・一部英語
ソフトカバー/240ページ/220×220mm
発売:2017年1月
価格:2,315円
【展覧会情報】
フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展
会場:愛知県美術館
住所:知県名古屋市東区東桜1-13-2
会期:2017年4月7日~5月28日
休館日:月曜日
料金:一般1,200円(1,000円)、高校・大学生900円(700円)、中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
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