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ロンドンから世界へ!注目を浴びる新進デザイナー有望株【NEWGENレポート1/2】

FASHION HEADLINE / 2017年6月20日 16時0分

ブランドの基盤となるのは、機能美を携えたミニマル且つコンテンポラリーなワークウェア。ストリート感は残しつつ、手作業による独特のアート性や細部のカッティングによって洗練されたモードが香り立つ。周囲の期待と勢いはどこ吹く風といった感じで「まだブランドの美学を定義するのは早い」とキコは語る。「階級に関係のない装い、そして自分自身が着たいと思える服作り」を目指しているという。


キコ・コスタディノフ2018年春夏コレクション

ウォールズ・ボナー(Wales Bonner)

2016年LVMH Prizeの覇者となり、一気に注目を浴びたウォールズ・ボナー。デザイナーのグレース・ウォールズ・ボナーのルーツであるというアフリカンテイストをラグジュアリーへと落とし込み、独自のカラーを呈示する。時の人として流れてしまうのか、才あるデザイナーの道を進めるのか真価が問われる数シーズン。今季も確かにその才能は磨きがかかっていた。

50~60年代に活躍したアメリカの小説家ジェイムズ・ボールドウィン(James Baldwin)のエッセイから着想を得たという。過去のコレクションよりもミニマルで装飾は削られ、カット、フィット、レングスといったシルエットで美を導き出す新たな試みだ。彼女はコレクション構築の過程を「アイデンティティの探求」と度々表現する。その探求がどこへ向かい、どうコレクションに反映するのか、期待せずにはいられない存在。


ウォールズ・ボナー2018年春夏コレクション

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