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【OL食事情at 12:00PM】元・寿司職人が作る分厚い玉子サンドとコーヒーをランチに。奥渋谷「CAMELBACK sandwich&espresso」

FASHION HEADLINE / 2017年6月22日 12時0分

「すしやの玉子サンド」(380円)

渋谷駅から文化村通りを抜け、代々木八幡駅へと続く神山町・富ヶ谷界隈は、“奥渋谷”と呼ばれる高感度なグルメエリア。その一角に、パン好きから熱い支持を集めている「CAMELBACK sandwich&espresso(キャメルバック サンドウィッチ アンド エスプレッソ)」があります。

高校時代からの友人であるバリスタの鈴木さん、サンドウィッチ職人の成瀬さんの2人が切り盛りする、こぢんまりとしたコーヒースタンドを訪れる人々の多くが買い求めるのが、コーヒーと玉子サンドのコンビ。テイクアウトのランチやおやつとしても愛される、このユニークなサンドウィッチが生まれた秘密に迫ってみましょう。

「以前、アメリカで寿司職人として働いていた時に、寿司がシャリを食べさせる料理なのに対して、パンをおいしく食べさせるための料理は何だろうか……という疑問が生まれて、いつか独立するなら、サンドウィッチ屋さんをやりたいと思うようになりました。日本人の繊細な味覚や調理の技術をサンドウィッチ作りにも活かせるんじゃないか、と。その後、日本に帰国してからも寿司屋で修業を続けていたのですが、寿司に対する評価の甘いアメリカに戻って寿司屋として独立するのはどうなんだろう、サンドウィッチで勝負すべきなんじゃないか、と迷っていました。そんなことを考えながら、パンの食べ歩きを続けていくうちに“これならいいサンドウィッチが作れる”と思えるパンと出会い、お店のコンセプトが固まって、この店をやる運びになったんです」と成瀬さん。日本のパンのおいしさに魅了された成瀬さんは、「カタネベーカリー」(代々木上原)、「365日」(代々木八幡)、「タルイベーカリー」(参宮橋)の3店から毎朝パンを仕入れ、それぞれのバゲットの個性に合わせた具材を挟んだサンドウィッチを提案する、という方法に行き着きます。こうして、“パンありき”のサンドウィッチが誕生したのです。

「すしやの玉子サンド」(380円)は、寿司職人時代からの秘伝のレシピで作った厚焼き玉子をカタネベーカリーのコッペパンで挟んだもの。「三重県桑名で栽培されているもち小麦をブレンドしたことで生まれる、独特のもっちりとした食感がポイントです」と成瀬さんがいう通り、噛んだ瞬間、適度な低反発感と共に、玉子焼きの甘みとからしの辛味がバランスよく口中に広がります。軽くトーストしたパンの表面に塗ってある、バターとからしの相性のよさも衝撃的! リピート率No.1の「ブリーチーズ、リンゴ、蜂蜜のハーモニー」(シングルサイズ/800円)は、ほんのりとした酸味が特徴のタルイベーカリーのバゲットを使ったサンドウィッチ。薄切りリンゴのしゃくしゃくとした食感に、濃厚なブリーチーズとバゲットに染み込んだ蜂蜜が絶妙にマッチした女性好みの1品です。

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