1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

季節を逆手にとったモンクレール ガム・ブルー【2018春夏メンズ】

FASHION HEADLINE / 2017年6月30日 18時0分

モンクレール ガム・ブルー2018年春夏コレクション

トム・ブラウン(THOM BROWNE)が監修するモンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)の2018年春夏コレクションが6月18日ミラノで発表された。

会場は真白い雪に松とパームツリーとデッキチェア。今シーズンのテーマは「流れるような季節」。すべてのルックがダウンとダウン以外の素材でレイヤードになった2部構成。ダウンアイテムを脱いだその下から現れるアイテムはすべて同じデザインという、トム・ブラウンマジックが雪とビーチの種明かしというわけだ。

ファーストルックは白のエナメルのストライプのダウンジャケットにダウンのバミューダパンツ。グレイのテーラードスーツ、チェスターコート、トレンチコートなど、アウターはすべてオーバーサイズで背中に大きなジッパーが付いている。パンツはセンター部分がジッパーで開く、本格的な雪山仕様。素材もカシミア、ファインウールを中心にテクニカルな素材で機能性を高めているのは、モンクレールの矜恃。

同じデザインで展開される春夏アイテムはコットンポプリン、コットンギャバジン、キャバリーツイル、シアサッカーなどクラシカルな素材をトム・ブラウンらしいトラッドなアイテムで構成。イタリアのサルトリアルなテクニックは、グレイと白、マドラスやギンガムチェックの赤白青トリコロール、ブラックタイのフォーマル、3つのグルーピングで展開された。

ダウンウエアのシーンに登場したアウターと同素材のセーラーバッグからは、同柄のダウン入りビーチマット、スノー(ムーン)ブーツはビーチサンダルに履き替えられ、シーズンを超えたコレクションは、近年高級品メンズマーケットの好調さが伝えられるオーストラリアをはじめとした南半球を意識してということだろうか。

Text: Tatsuya Noda

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください