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アンリアレイジ本店が移転オープン、17年前の手刷りTシャツが復刻!

FASHION HEADLINE / 2017年7月3日 19時0分

アンリアレイジデザイナー 森永邦彦

アンリアレイジ(ANREALAGE)は7月1日、東京・南青山の本社1階に「アンリアレイジ本店(ANREALAGE FLAGSHIP SHOP)」をオープンした。店舗は1階の1フロア。パリコレクションで発表したコレクションラインをはじめ、コレクションテーマに基づいたベーシックな商品やアクセサリー、小物、靴、限定商品など、コレクションを表現した、ウィメンズとメンズの商品がそろっている。

同店は7年間、渋谷区神宮前で展開してきた本店を移転オープンしたもの。2階と3階はアトリエ、プレスルーム、企画室になっている。

YUSUKE SEKIが店舗設計、TANKが施工を担当した店内は、洋服の原点となる糸を店舗のメインマテリアルになっており、すべての服をハンガーラックに見立てた糸で吊っていることが特徴。人が洋服をラックから手に取ることで、服の原点である糸が変化し、時間の経過とともに形を変えることによって、建築要素と洋服要素が共存する空間を表現したという。また、青みがかった白い壁で、同ブランドがコレクションで表現してきた光と影、陰影を強調している。

限定アイテムの第1弾としては、まだブランド名のない時代に森永邦彦が最初に発表したテーマであり、ブランド名の由来となった「an REAL UNDER THE UNREAL」の手刷りプリントのTシャツを17年ぶりに復刻した。当時のスタッフが、当時同様に一点一点手刷りでプリントし、全てロットナンバーを入れたもの。表と裏、上と下、という対概念を越境すべく、Tシャツの前後に跨って「an REAL UNDER THE UNREAL」のプリントが施され、前後で折りたたむことで初めて意味が完結するデザインになっている。色は黒、白、グレーの3色で、価格は9,000円。数量限定で無くなり次第終了。

森永は「上で作ったものを下で売ることができるような場所を探した。今後もその方向で来るか、と思ってもらえるようなコレクションを作っていきたい」と話している。

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