イッセイ ミヤケの香水パッケージやエルメスのスカーフをデザインした「フィリップ・アペロワ展」が銀座で開催
FASHION HEADLINE / 2017年8月12日 13時0分
仏パリを拠点に活動するタイポグラファー、フィリップ・アペロワ(Philippe Apeloig)の展覧会「Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展」が9月16日まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催中。
本展覧会では、フィリップ・アペロワの意欲的な最新作と近作にフォーカス。彼が手掛けたイッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)のサマーフレグランス「ロードゥ イッセイ(L’EAU D’ISSEY)」シリーズやホリデーコフレのパッケージデザイン、エルメス(HERMES)のロラン・バルト(Roland Barthes)生誕100周年記念スカーフ、最新作にして新たな挑戦でもあるセーブル焼磁器の他、2010年にパリで開催された「イヴ・サンローラン展」のビジュアルを始めとするダイナミックなポスターの数々、ポップさの裏で緻密に設計されたフォントやユニークなロゴなどが紹介される。
フィリップ・アペロワは、1962年フランス・パリ生まれ。デュペレ応用美術高等学院と国立高等装飾美術学校で学んだ後、オルセー美術館のグラフィックデザイナーやルーヴル美術館のアートディレクターなどを歴任。モダニズムに多大な刺激を受け、絵画やパフォーミングアート、そして文学にも造詣が深い彼の作品の特徴は、リズミカルで大胆なタイポグラフィー。それらは、平面であるポスターの中で立体的な文字となり、見る者の感情に訴え掛けるパワーがある。これまでに、パリ装飾美術館での大回顧展「Typorama」(2013年)や、オランダ・アムステルダムのステデリックミュージアムでタイポグラフィックなポスターに焦点を当てた個展「Using Type」(2015年)を開催。2011年にはフランスの芸術文化勲章を受章している。
【展覧会情報】
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第361回企画展
「Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展」
会期:8月7日~9月16日
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル
時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
入場無料
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