銀座アルマーニで寺山修司、細江英公、森山大道ら70年代東京写真展開催中

FASHION HEADLINE / 2013年10月8日 21時0分

写真

銀座アルマーニで寺山修司、細江英公、森山大道ら70年代東京写真展開催中

アングラという言葉をご存じだろうか。ある年代以上の人には、懐かしい響きかもしれない。60年代後期から70年代に掛けて、アングラ(アンダーグランド)といわれる前衛的な表現者達が、演劇、ミュージック、アートシーンに登場し、日本のカルチャーを牽引していた。その中心にいた寺山修司が、今回の写真展のキーパーソンだという。

写真誌『IMA』が主催する『TOKYO1970 by Japanese Photographers 9』が、銀座にあるアルマーニ / 銀座タワー9階のイベント・ホールで今月29日まで開催されている。70年代を代表する、有田泰而、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、内藤正敏、細江英公、森山大道、渡辺克巳(50音順)ら9人の写真家による写真展だ。

自由を求める民衆が政治にもの申し、表現者達が闊達に活動していた70年代。その空気感の中で、多感にシャッターを切った9人の写真家が描く、300点に及ぶ「東京」が展示されている。

キュレーターの長澤章生氏によると、「本展は、70年代を繙く鍵として寺山修司を軸に、寺山と関わりのあった写真家で構成した」とのこと。アナーキー、モード、リアリティ、70年代の東京に漂うムードが、写真家の視点により鮮やかに描き出されている。それぞれの写真は、既に発表されたものだが、「横山大道の『写真よさようなら』では40点の未発表作品が含まれ、世界的にも貴重な展示となった」と長澤氏はいう。

インテリアの一部として、絵画と同じように写真を楽しみたいという気運が高まっている。そのニーズに答えるように、会場では写真の販売もおこなわれている。会期中の週末には出展写真家によるイベントを予定。


【イベント情報】
会期:10月29日まで
時間:11:00から20:00(土・日曜日、祝日は18:00まで)
会場:アルマーニ / 銀座タワー 9階  東京都中央区銀座5-5-4
入場料:800円 

ワークショップスケジュール
10月12・20日「須田一政とぶらぶら歩き ~撮影&講評会~」
10月19・20日「森山大道作品のシルクスクリーンワークショップ」

トークセミナー
10月20日「都市の中の異界」内藤正敏×中沢新一

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