シャネル銀座でサビーヌ・ピガール連作を日本初公開。絵画と写真を融合
FASHION HEADLINE / 2013年11月19日 15時0分
#54 - After Hans Holbein the Younger : Portrait of Dorothy Kannengiesser
東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは、2014年初の写真展としてパリ在住のアーティスト、サビーヌ・ピガール(Sabine Pigalle)による連作「TIMEQUAKES(タイムクエークス)時のかさなり」を日本で初めて一般公開する。2014年1月17日から2月9日まで。
創作の起点となったのは、東日本大震災の際にピガールが経験した混乱。彼女は、15から17世紀にかけての宮廷肖像画と現代のポートレート写真を組み合わせ、更に数度にわたる日本滞在中に撮影した東京の抽象的な写真と融合させた作品を生み出した。また、ラファエロやダヴィンチの作品をモチーフとして流用し、ディテールに描き加えている。ピガールは同作について「借用と着服といったバイアスを通じて、虚実の想いでの勝ちと密度を備えただまし絵を創作することに尽力した。私が作る絵は記憶の働きに忠実で、嘘のように明確で、真にいかがわしい」と語っている。
ピガールは1963年にパリで誕生。ソルボンヌ大学で文学を学んだ後ファッション写真の世界に入り、ドイツ人写真家のヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)の下で4年間アシスタントを務める。その後造形写真の道に進み、絵画の歴史や宗教、神話や個人が持つ恐怖など多数のテーマを追求した作品を創作。東京では2006年に初個展を開き、09年にはフランス大使館の旧庁舎内で開催された「ノーマンズランド(No Man’s Land)」展に出展している。ルイス・アレキサンダー・ギャラリー(Louise-Alexander Gallery)所属。
【イベント情報】
サビーヌ・ピガール写真展「TIMEQUAKES時のかさなり」
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3シャネル銀座ビルディング4階
会期:2014年1月17日から2月9日
時間:12:00から20:00
入場無料
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サントリー美術館 2025年 展覧会スケジュール決定
共同通信PRワイヤー / 2024年9月17日 15時0分
-
個・文化・社会がテーマのカリグラフィーアート 山田淳子カリグラフィー個展「Layers of Feelings II」10/8(火)~13(日)銀座で開催
@Press / 2024年9月4日 9時30分
-
アイデムフォトギャラリー[シリウス] Estelle Lagarde(エステル・ラガルド)写真展
PR TIMES / 2024年9月2日 11時45分
-
~資生堂ギャラリー展覧会関連企画~ Special Live 静寂を叩くー波紋音(はもん)のしらべ
PR TIMES / 2024年8月26日 16時15分
-
第2回BUG Art Award ファイナリスト展
PR TIMES / 2024年8月26日 13時15分
ランキング
-
1「SHOGUN」エミー賞受賞を喜ぶ人と抵抗ある人 日本人がアメリカで最多受賞した本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
2「高齢者に炭水化物は毒」は大ウソである…長寿国では「パン、そば、うどん」をもりもり食べている事実
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 15時15分
-
3「ぜんたーい、止まれ!」その入場行進なんのため? 元体育主任が語る、運動会で廃止すべきこと3つ
オールアバウト / 2024年9月20日 20時35分
-
4朝食前に歯を磨かない人は「糞便の10倍の細菌」を飲み込んでいる…免疫細胞をヨボヨボにする歯周病菌の怖さ
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 14時15分
-
5メルカリで「マイナス評価」が1つでもあったら売れなくなる? 購入を敬遠される可能性も……
オールアバウト / 2024年9月20日 20時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください