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ハッピーソックス創業者ミカエル・ソーデリン1/2--ブロガーと共に成長【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2013年11月20日 9時0分

――確かに今でこそ、理解できる手法ですが、当時としては非常に斬新です。それが大きな戦略の一つだったということですね。

そうです。スウェーデンはとても小さな国です。とっても(笑)。スウェーデン国内だけのビジネスでは不十分ですから、常にグローバルな戦略を立てています。

――今、世界中で直営店はいくつありますか?

直営店ではなくハッピーソックスストアですが(笑)、日本、香港、台北、韓国にそれぞれ3店舗、それからスウェーデン、ロンドン、ニューヨーク、ドバイと、15店舗から20店舗でしょうか。そのほか、17ヶ国に代理店があり、8,000種類の商品を卸しています。5年間、市場開拓のために世界中を飛び回っている生活です(笑)。

――ハッピーソックスは、私達にソックスの新しい概念をもたらしてくれたと思いますが、他の国で同じようなアイテムに出合ったことはありますか?

日本とイギリスには洗練されたソックスがあります。少々値が張っても品質や素材が良いソックスを履きたいと思うのは、日本人とイギリス人です。ブランドを始めた時、ポール・スミスがカラフルなソックスを出していましたが、それでもストライプとか、アーガイルのようなトラディショナルなものでした。日本ではウィメンズには、既に素材をミックスしたユニークなソックスがありましたが、メンズにはありませんでした。今は、どこにでもありますが(笑)。

――それはハッピーソックスのおかげですね。

そうかもしれませんね。おそらく、顧客がカラフルなソックスを楽しむようになったんだと思います。ソックスは忘れられた存在で、つまらないし、機能性以外のものを求められていませんでした。そこにデザインやクリエーティビティーを取り入れたら、とても楽しいものになったというわけです。

――確かに、5年前の私のクローゼットには、黒やグレーのソックスばかりでした。それが最近はどんどんカラフルになって、それとコーディネートするために洋服の方がシンプルな色になってきました。その意味では、新しいスタイリングの提案とも言えますね。

(デザインを担当する)ヴィクター・テル(Viktor Tell)はよく「ファッションはソックスから始まる」と言っています。朝起きたらまずソックスを履いて、それから何を着るか決めるのだと。だから、ハッピーソックスはソックスのみにフォーカスしているんです。他の何かのエッセンスとしてのソックスではなく。

(2/2に続く)

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