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IPO控えたモンクレール、首脳陣らが強固なブランド力アピール

FASHION HEADLINE / 2013年12月10日 18時0分

また同社は、直営店舗を顧客との直接のコミュニケーションの場、そしてブランドの世界観を主張する場として重視。一貫した店舗作りとウインドーはその戦略を象徴するもの。06年サンモリッツに直営第1号店、07年に初の都市部であるパリ出店を果たしてから、毎年平均20店舗のオープンを継続。今年も9月までに15店舗をオープンしており、年末までに更に9店舗がオープンする。それ以外にも約18の新規出店場所を確保しており、交渉中の場所もあるという。エリアでは、ロンドン、銀座、香港、ニューヨーク、モスクワ、ブラジル、メキシコ、ドバイ、イスタンブールなどを候補地としている。

これら新規の出店は、ロケーションや店舗面積、ビジュアルMDなどを厳しい諸条件をクリアして決定され、オープンから1年で黒字を見込み、3年以内に投下資本の回収を目指す。これまですべての店舗で1年目に黒字を達成、平均2年で投資資本を回収、中には1年で回収完了した店舗もあるという。

ラグジュアリーマーケットは、アジアを中心にここ3年間で2桁成長。まだリーチすべき市場と顧客がいると意気込む同社。製品の特性上冬に売上が偏るという弱点を克服すべく、超軽量のジャケットなど季節問わない商品の開発に注力し、ニットウエアとアクセサリーも拡大、モンクレールトラベルの設立などの戦略も展開していく。

「IPOにより、株式市場における国際的認知度を上げ、投資家と才能を引きつけたい」とルッフィーニ氏。同社にとってイタリアに次ぐ第2位の市場である日本では、売り出し株式の10%を売り出す。売り出される株式は全体の約30%。

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