グンゼ児玉和社長、14年は7ヶ年計画スタートの年。健康・メディカル事業第4の柱
FASHION HEADLINE / 2014年1月3日 11時0分
グンゼ児玉和社長
グンゼの児玉和社長は2014年の経営方針として「挑戦・新生・結集」の三つをキーワードとして掲げた。一方、2013年度の推移を振り返って上半期は増収増益となり、下半期もそのペースを維持できたが、これは機能ソリューション事業部の業績に依るところが大きかったと分析する。
同社の基幹事業であるアパレルは円安と中国の人件費高騰で苦戦傾向が続いた。今後はアパレル事業の立て直しについて、「生産性のさらなる向上」「中国工場での生産品を中国現地で販売することの強化」「国内の自動化機を海外工場にも導入しての省力化」の三つの対策を採る。
今年掲げた3キーワードの意味は、「挑戦」がニーズの掘り起こしとコアコンピタンスの強化、クロスファンクショナルアプローチ(CFA)による事業部の壁を超えた取り組みでの新市場・新チャネルを創造する。
「新生」がコアSBU(強化すべき戦略ビジネスユニット)へ経営資源を集中し、事業構造の変革を目指す。「結集」は従業員満足度の向上に努め自社ブランドへのロイヤリティーを高めると共に多様化を受け入れる組織風土を醸成する。
2014年度は更に、7ヶ年の中期経営計画のスタートの年と位置付ける。この計画では機能ソリューション事業を成長エンジンとして想定すると共に、健康・メディカル事業を第4の柱として育成する。また、アパレル事業はそれほどの成長を見込んでいないが、ブランドの再強化に取り組む。海外での現地販売を強化する前に自国内での知名度を再度高めることに注力する。
児玉社長は「以前は高い認知度を誇った『グンゼの肌着』だが、残念ながら近年それが低下している。自国内で知名度を得られていないブランドが海外の販売で成功するはずがない。まず足元の自国内を固めてから」と意気込みを述べた。
この記事に関連するニュース
-
ゴールドウイン、脱ザ・ノース・フェイス依存めざす理由と新戦略の評価
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年9月16日 20時54分
-
調剤大手アイン、500億円買収で小売り強化の成算 フランフラン買収、シナジーで出店増を狙え
東洋経済オンライン / 2024年9月15日 8時0分
-
両備システムズ、民需系ビジネスを拡大・強化 - 中期経営計画の進捗を説明
マイナビニュース / 2024年9月3日 15時45分
-
「レナウン」社名復活にSNS歓喜…懐かしのCMソング「ワンサカ娘」リニューアル待望論も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月3日 9時26分
-
三幸製菓 全社一丸で体質改善と品質向上 「米菓事業の筋肉質化」「新規領域の開拓」「経営基盤の強化」が柱
食品新聞 / 2024年8月25日 10時1分
ランキング
-
1ペーパードライバーの “迷惑運転行為”に、走行距離30万km超のゴールド免許所持者が怒りの告発
日刊SPA! / 2024年9月15日 15時52分
-
2ダウンタウン浜田雅功の“くちびる寿司”を食べてみた ユニークな見た目に笑ってしまう
オトナンサー / 2024年9月20日 23時10分
-
3東京都、018サポートで新たに134人への重複支給発覚 マイナ申請の照合設定に誤り
産経ニュース / 2024年9月20日 19時47分
-
4超一流パティシエも"満場一致"の大絶賛。「完璧」「これは本物」ローソンで食べるべき絶品スイーツとは。
東京バーゲンマニア / 2024年9月17日 18時46分
-
5メルカリで「マイナス評価」が1つでもあったら売れなくなる? 購入を敬遠される可能性も……
オールアバウト / 2024年9月20日 20時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください