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日本橋三越に昭和カフェオープン。山田洋次監督『小さいおうち』とコラボ

FASHION HEADLINE / 2014年1月8日 17時0分

日本橋三越に昭和カフェオープン。山田洋次監督『小さいおうち』とコラボ

日本橋三越本店「昭和モダンカフェ~小さいおうち~」

1月8日、日本橋三越本店本館1階に25日公開の映画『小さいおうち』とのコラボレーションによるカフェ「昭和モダンカフェ―小さいおうち―」がオープンした。28日までの期間限定。初日には山田洋次監督と出演女優の黒木華によるトークイベントが開かれた。

本作は第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説が原作。昭和初期の東京郊外に佇む小さな家で起こった恋愛事件を、この家に奉公する女中タキの目線を通して描き、昭和と平成の二つの時代を行き来しながら物語が進む。昭和パートの背景は、大正時代からの和洋折衷が華咲かせた時代、「昭和モダン」。劇中では舞台である赤い三角屋根の家や、蓄音機、タバコセットに紅茶カップなど、当時の流行が完璧に再現される。

本館1階中央ホールにオープンしたカフェは映画の“昭和”をイメージしたもの。割烹着姿のスタッフがおもてなし、劇中にも登場するスワンの器に盛られた「ムースアラモード(1,050円)」などの懐かしい昭和のスイーツが提供される。映画で実際に使用された着物や手紙、おもちゃ、ティーセットといった小道具が展示され、当時のインテリアを垣間見られる、赤い屋根の“小さなおうち”オブジェも飾られている。竣工から100年を迎えた日本橋三越本店は、劇中にも登場する。

トークイベントで山田監督は、「(若い頃)デパートに行くことは年に1・2回のことで、前日からわくわくしたもの」と回想。女中タキ役の黒木さんは「歴史ある百貨店に、映画の世界観が投影されたカフェができてとても嬉しい。個人的にもぜひ訪れたい」と話した。

作品について山田監督は、「これは僕の物語でもある。若い女中の目を通して見る昭和の生活を生き生きと描写した。(当時は)戦争が近付く前の平和で穏やかで、おしゃれな時代だった。2・3回と劇場に足を運んで観てもらえる作品になれば」と語った。

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