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【日本モード誌クロニクル:横井由利】初めて明かされたヴォーグコード1--2/12後編

FASHION HEADLINE / 2014年2月14日 13時0分

クリエーティブディレクターのデビー・スミスは、年齢に関係なくヴォーグの精神を共有できる、気が強く少しアグレッシブでありながら色気もあると、VOGUEの女性像を描いてみせた。また、フォトディレクションは化学実験といい、写真家とスタイリストの組み合わせしだいで思い掛けない化学反応が起こり、素晴らしい作品になる場合もあると語っている。彼女が言う写真家とは、UK やITALIAやPARIS VOGUEで活躍しているほんの数十人のフォトグラファーやスタイリストを差しているのだ(US VOGUEは更に別格で、契約により他のVOGUEでさえ仕事はしないことになっている)。現に創刊号では、表紙を撮ったクレイグ・マクディーン、その号のコアになるウエルと呼ばれるページでは、PARIS VOGUEで活躍中の七種諭、パオロ・ロベルシ、荒木経惟というラインアップとなった。

日本人フォトグラファーに対する印象を「技術もあり何でもこなせる器用さもあるが、スタイルを持っているのは荒木さんやHIROMIXなどごく一部だ」とデビー・スミスは答えている。彼女の言葉は、世界を目指す日本人の若手フォトグラファーを大いに刺激した。

※十河ひろ美は、現在ハースト婦人画報社『25ans』『Richesse』編集長
参考文献:デザインの現場(美術出版)1999年6月号

3/12に続く。

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