播州織総合素材展開催。自社アイテム増やすメーカー

FASHION HEADLINE / 2014年3月1日 15時0分

リバーシブルジャガード

細番手の先染め綿織物で知られる兵庫県の西脇産地が2月25・26日の2日間、神戸ポートピアホテル南館で「播州織総合素材展2014」を開催した。これは毎年1回開催される産地展で、今回はオザワ繊維、カゲヤマ、桑村繊維、斎藤商店、島田製織、大化産業、泰久商店、内外織物、西脇小西、幡、丸萬、丸和商事、明晃商事、阿江ハンカチーフ、小円織物、服部テキスタイル、東播染工、播州織工業協同組合、兵庫県繊維染色工業協同組合、遠孫織布、大城戸織布、加富織物、門脇保文織布が出展した。出展の内訳は産元、組合、織布メーカー。

昨今の状況を反映して、これまで生地の生産販売のみだったが、ストールやシャツを中心とした自社企画商品が増えているのが産地全体の特徴。

ストールとシャツのオリジナルブランド「ハツトキ」も展開する島田製織は、今回、「よろけ織り」の技法を用いた綿細番手の低密度織物を提案する。この「よろけ織り」は甚平や着物の技法を基にした織り方で、密度の差で緯糸がまっすぐではなく、よろけることで織物の表面に陰影ができる。夕日が沈んでから一番星が現れるまでの時間「マジックアワー」をテーマに赤やオレンジ、黄色などを基調とした色彩を用いる。

阿江ハンカチーフはオリジナルの傘ブランド「ルミエール」に続いて、昨年2月に開始したストールブランド「オリット」を展示。経糸をグラデーションに染色することで深みのある色合いを表現。力織機で織ることで柔らかい風合いを実現した。

ウィメンズブランド向けに、細番手織物やセルロース系繊維との交織生地やジャカード織りなどを得意とする丸萬は通常の紋紙を使ったジャカードではなく、コンピューター制御されたコンピュータージャカードで独自性の高い柄を提案する。同社自信の一品は、一見するとメランジ調だが、これはコンピュータージャカードで「ミクロジャカード」と名付けた難易度の高い織物。また表裏でそれぞれ異なる柄を織ったリバーシブルジャカードもある。

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