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海外展開が好調のパドカレ、パリコレ中メルシーでポップアップイベント開催

FASHION HEADLINE / 2014年3月18日 16時0分

メルシーで行われた「パドカレ」のポップアップショプ

ナチュラル志向が強いパリジェンヌの間で認知度を高めている日本ブランド「パドカレ(pas de calais)」が、パリコレクション期間中にセレクトショップ「メルシー」で約2週間限定ストアをオープンした。

もともとメルシーの大ファンだったというデザイナーの須田ゆかりは、ブランド創立15周年の今年、パリで特別なイベントを開催できないか模索。一方のメルシーは、13SSコレクション以来パドカレの取り扱いを続けており、互いにファンを自認する間柄。ごく自然な流れで、ポップアップストアの企画が実現したという。今回は14SSコレクションの中からインディゴネイビーとホワイトのアイテムをセレクトし、特別にメルシー限定の別注カラーのバッグやストールなども販売した。

会場のインスタレーションは、アーティスティックディレクターのモート・シナベル・アオキ(Mote Sinabel Aoki)によるもので、天井から木の根が生えてくるイメージを表現している。そして同じくモート・シナベル・アオキ制作のイメージ映像を投影するスクリーンは、ガーゼを木枠に貼り刺繍を施し、更に上からペイントしたもので、こちらはスイス人のジェエリーデザイナー、ノラ(Nora)の作品。服同様、自然色を使用し、全体的にオーガニックで牧歌的な雰囲気にまとめられている。

オープニング当日は、どこから聞きつけてきたのか、ブランド名の由来となっているパドカレ地方の観光局職員が現れ、須田ゆかりにパドカレ地方をアピールする写真集をプレゼントするという嬉しいハプニングも起きた。カレ市で作られるレースが大好きという須田は、今後パドカレ地方とのコラボレーションにも意欲を見せている。

展示会「トラノイ」に毎季参加しているパドカレだが、ヨーロッパでの取扱店は増える一方で、特にフランスが好調。パリの3軒以外にも、今シーズンは地方都市の5軒が取り扱いを決定している。メルシーでのポップアップストアでパドカレの存在を知り買い付けに来たショップもあったほどで、今回のイベントでは十分なアピール効果が得られたようだ。

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