インターテキスタイル上海2014春に4万人超が来場。アジア市場の成長に期待

FASHION HEADLINE / 2014年3月26日 13時0分

インターテキスタイル上海アパレルファブリックス―スプリングエディション2014

3月3日から5日までの3日間、世界最大規模の国際アパレルファブリック&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス―スプリングエディション2014」が中国・上海で開催された。

主催者のメッセ・フランクフルト香港によると4万人超が来場。北京で開催された昨年に比べ60%増となり、同見本市過去20年間の記録を更新した。中でも中国国外からの来場者は105%増、中国国内からは52%増となった。国別の内訳は、中国本土を除き、韓国、香港、日本、インド、アメリカ合衆国の順となった。

今回はイタリアなどの欧州諸国に加え、中国を中心とするアジア諸国全23ヶ国からアパレルメーカー1,400社が出展。昨年の16ヶ国から大幅に伸びた。初日に行われた記者会見では、CCPIT(中国国際貿易促進協議会)が、実際は倍以上の申し込みがあったことを明かし、中国市場の将来性やグローバル化についてアピール。来年は虹橋に建設中のChina Expo Complexに場所を移し、今展の約2倍となる10万平方メートルの会場でインターテキスタイル・ホーム・テキスタイルやヤーン・エキスポと同時開催することを発表した。

日本からは13社が出展。「会場が上海に移ったことで中国南部からの来場者が増え、新規客が増えた」(モリリン)、「中国の景気が良くなってきたことを感じるし、実際オーダー量も増えている」(一村産業)などと出展の手応えを感じる声が多く聞かれた。大阪の繊維商社・ウィズオールは「上海で開催ということで参加を決めた。インターテキスタイルは圧倒的な集客力があるのも理由。今回は特に欧州のトレンドの影響を感じる。中国の各メーカー・ブランドが、世界のハイブランドの傾向を取り入れようとしている」と見解を示している。

欧州のトレンドに追随すべくプルミエール・ヴィジョンで好評だった商品にも注目が集まった他、日本ならではの素材を探す客も目立った。「パリで人気あったものを中心に、藍染めなど日本ならではの素材が受けている」(チクマ)、「定番素材だけでなく、表面効果のあるものが売れている」(熊澤商事)。また、今回は14-15AWの生産にも間に合う時期に開催されたため、15SSと両シーズン分のオーダーをする客も多かったという。

■欧州各社もアジアに注目

ロロピアーナ社やトーマスメイソン社始めとする124社と共にサロンヨーロッパゾーンに出展したミラノウニカのシルヴィノ・アルビーニ(Silvio Albini)会長も、記者会見で中国始めアジアマーケットの重要性が年々増していることを強調。

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