井上雄彦×ガウディ展、詳細発表。井上スペインからメッセージ
FASHION HEADLINE / 2014年4月10日 13時1分
7月12日から国内を巡回する「日本スペイン交流400周年」記念特別文化事業・建築家アントニ・ガウディと漫画家井上雄彦のコラボレーション展「特別展 ガウディ×井上雄彦―シンクロする創造の源泉―」開催に先駆けた記者発表会が4月9日に開かれた。
展示はガウディの幼少期、建築家ガウディ、サグラダ・ファミリアにスポットを当てた、3セクションで構成。自筆のスケッチや図面、大型の建築模型、家具など、貴重な資料約100点を展示。井上は同展のために大型作品を含む40点を描き下ろし、世界最大の手漉き和紙に“ガウディの世界観”を筆で描く大作も披露する。3Dスクリーンによる映像シアター、井上の絵が動き出すプロジェクションマッピングなどの展示演出も試みる。主催者代表の東映取締役・堀田耕二氏は「異なるフィールドを代表する2人を掛け合わせ、どんな化学反応を起こすのか非常に興味が沸いた」と企画経緯を説明。井上は昨年12月に「日本スペイン交流400周年の親善大使」にも任命されている。
同展日本側学術監修を務めた神奈川大学教授・鳥居徳敏氏は「写真や作品から見えてくるガウディ像がある。ガウディは“建築家”であり、建築を外したガウディというのは存在しない」と語った。同展公式ナビゲーターの建築家・光嶋裕介氏は、「僕にとって『スラムダンク』は正に世代でありバイブル。本展ナビゲーターは旅の地図を描くような任務であり、見た人がスペインに行きたいと思ってもらえたら」と話した。
またこの日はスペインに滞在中の井上と中継が繋がれ、窓一杯にサグラダ・ファミリアが臨める部屋でコメント。「アルハンブラ宮殿やグエル公園など、ガウディに関わるところをのんびり巡っている」といい、ガウディの好きな作品にはカサ・ミラと、未完のコローニア・グエイ教会堂地下聖堂を挙げ、「ガウディには完成を急がないところに共感を覚える」と述べた。井上は1ヶ月スペインに滞在し、カサ・ミラの部屋をアトリエにして作品作りに臨む。
【イベント情報】
特別展 ガウディ×井上雄彦ーシンクロする創造の源泉ー
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
会期:7月12日から9月7日まで
入場料:一般・大学生 1,800円 中学・高校生 1,300円 4歳から小学生 800円
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