松屋銀座のデパ地下が大規模リニューアル。上層階に合わせてグレードアップ

FASHION HEADLINE / 2014年4月26日 10時51分

古屋毅彦本店長らがケーキカット

松屋銀座は、地下1・2階の“デパ地下”食品売り場「ギンザフードステージ(GINZA FOOD STAGE)」を24年ぶりに大規模改装し、4月25日にリニューアルオープンした。

開店前にオープニングセレモニーが行われ、松屋銀座の古屋毅彦本店長が挨拶を行った。「コンセプトは『FOOOD FOR HAPPINESS』。ただの“デパ地下”ではなく、もう1段階上のものを目指した。昨年秋にグランドリニューアルした上層階はグレードを上げたので、食品売り場も同様のことを意識した。増税という時期だからこそ、反撃するような気持ちで景気に対して刺激をしていこうと思う」と述べた。その後、「リベルターブル(Libertable)」のケーキでケーキカットが行われ、開店。来店客には記念にケーキが振る舞われた。

リニューアルのポイントとして、「1.『ブームに流されず、日本の食文化を正統に伝えること』。2.『共感できる売り場づくり』3.『ファッションとしての食の楽しみ』。4.『海外観光客向けに今秋の免税カウンターの設置』。5.『108ブランドのうち7割の72ブランドを改装』の五つ」と食品部成田信之部長が説明。2の試みは、実演を行う「ライブキッチン」や高級な日本酒の飲み比べや食べ合わせを有料で試せる「きき酒バー」などの合計13か所のコミュニケーションスペースで食材についての情報やつくり手の思い、調理法を伝えていくというもの。地下2階のライブスペースの模様は地下1階のデジタルサイネージで発信し、地下2階までの回遊性を高める。今回のリニューアルオープンでは、ニューオープンが18ショップ、百貨店初導入が9ショップ、関東初導入が1ショップ、リニューアルショップが54ショップとなる。

地下1階は和洋菓子、パン、和惣菜・弁当、グルマルシェ(洋惣菜)、グルマルシェ ヴァン(ワイン)、グルマルシェ SAKE(日本酒)、洋・中惣菜、銘店ギフトのコーナーからなり、地下2階は、生鮮・グロッサリーのフロア。洋菓子のニューオープンは、近隣のブルガリ銀座タワーでつくられている高級スイーツ「ブルガリ イル・チョコラート」や東京ブランドの「リベルターブル」、1個600円のトリュフチョコが目玉の京都の「牟尼庵」など、知名度の高いものから個性派までスタイリッシュさを意識したラインアップ。

和菓子は、ふふ・五彩玉の「緋毬」、豆大福の「松島屋」など銀座みやげにふさわしいクオリティーの品々を松屋のセレクトショップ「銘家逸品」で取り扱う。ギフトは、大阪の老舗昆布屋「神宗」、高級フルーツ「日本橋 千疋屋総本店」、商品の7割が抹茶を販売する「福寿園」など老舗ブランドがそろう。弁当・惣菜は、放牧により1頭から1日10Lしか絞らない牛乳の「中洞牧場」、素材の味わいのみの無添加スープ「レッコルニーア・ペル・ウッチェリーノ」、6日間以上ゆっくりと燻した軽井沢の本格スモークサーモン「ムーランド・ラ・ヴァレー」など、素材や製法にこだわったつくり手を中心にそろえる。生鮮・グロッサリーは、2,000頭しかいない「土佐のあかうし」や「さの萬」のドライエイジング法で熟成させた牛肉を扱う「銀座 初音」、キノコ類を袋に入れず、冷気を当てながらそのまま販売する手法を採る野菜「ころくや」、昆布屋「神宗」の別ブランド「だし工房 宗達」など、素材の良さと時代性に合った加工を施すつくり手をピックアップした。ワインは銀座でも最大規模の900銘柄、日本酒は“一過性のブームで終わらないために日本酒の原点に返り、文化を伝える”ことを使命に、全国から集めたつくりにこだわる酒蔵の450銘柄をそろえている。

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