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焼き立てクッキー店・ソウルスナックスが銀座に誕生。手掛けるのは“ウニ好き”ニューヨーカー

FASHION HEADLINE / 2014年5月13日 11時0分

ラルフ・ロール。店内には彼の愛用ドラムも展示されている

ニューヨークのクッキーショップ「ソウルスナックス(The Soul Snacks)」(東京都中央区銀座5-5-9)が、銀座ショコラストリートにオープンした。

ブランドを手掛けるのはブロンクス出身のドラマー兼ミュージックディレクター、ラルフ・ロール(Ralph Roll)。祖母直伝レシピのクッキーをアーティストに差し入れたところ好評を博し、ブランド設立に至ったという。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)やウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)、久保田利伸などをファンに持ち、スティング(Sting)やエルビス・コステロ(Elvis Costello)など多くのアーティストから届いた開店祝いのスタンド花が銀座店を飾っていた。アメリカの百貨店などで販売されていたが、路面店オープンは世界初。

直径約10cmのソフトクッキーは、オーダーから10分ほどで焼き立てをその場に用意。定番人気は生地にチョコレートを練り込んだ「ダウンホームダブルチョコチップ」(443円、価格はいずれも1枚単位)で、ブラックチョコとホワイトチョコ両方が楽しめる「エボニーアンドアイボニー」(518円)もおすすめとラルフ氏。スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)とポール・マッカートニー(Paul MeCartney)による同名の楽曲がモチーフとなっており、「人種を超えた友情を、エボニー(黒)とアイボリー(白)のチョコレートが表している。もちろん全部のフレーバーがお奨めだけど」(同)。

「歩み入った瞬間に、ここは東京じゃなくてソウルフルなニューヨークだと感じてほしいんだ」と、内装はニューヨークらしさを追求。2階は5月下旬にキッチン併設のカフェスペースとなり、3階はアルコールと音楽が楽しめるラウンジとしてオープン予定。

アーティストのツアーなどで50回にわたり東京を訪問したことのあるラルフ氏は、寿司やラーメンなどの日本食を愛好。「好きな寿司ネタはウニ。馬肉も食べたことがあるし、香港では鳩を丸ごと食べた!色々な国で、異なる文化を体験することにしているんだ」と語り、家やファクトリーで次々と新しいアイデアをレシピに採り入れている。「グリーンティーのフレーバーも興味がある。8月にまた日本に来るけれど、良いニュースをお届けできると思う」とフレンドリーに締めくくった。

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