エールフランスの新ファーストクラスは空飛ぶスイート。ジバンシィがアメニティー
FASHION HEADLINE / 2014年5月21日 16時0分
エールフランス航空は、ファーストクラス「ラ・プルミエール」の新たな客室を発表した。
長距離線フライトでより高品質なサービス・プロダクトを提供する「ベスト・アンド・ビヨンド(最高のその先へ)」の一環で、構想はエールフランス、製造はB/Eアエロスペース社が担当。デザインコンサルティング・エージェンシーのプリーストマングード、デザイン及びブランディングのコンサルティング・エージェンシー、ブランデイマージュとのコラボによりスタイルが誕生した。
長さ2m以上、幅77cmのフルフラットベッドには希望の時間に快適な寝具がセットされ、厚みのある生地のカーテンやパーティションで、広さ3平方メートルのプライベート空間を作り出せる。スイートルーム空間は2人用スペースとしても使用でき、シート向かい側のオットマンにゲストを招き入れての歓談や食事が可能。キャビン内壁に革質の材料、ヘッドレストと肘掛に革張り、シートにはツイード風の厚みがあるメタリック仕上げの織布を用い、エレガントな印象を演出した。
食事にはキャビア(パリ発フライト、10月より)、シャンパン、フォアグラなどの高級食材を用い、ジョエル・ロブション(JOEL ROBUCHON)、フランス各地方の食文化を紹介したレジス・マルコン(REGIS MARCON)、「ル・グラン・ヴェフール(Le Grand Vefour)」のギィ・マルタン(GUY MARTIN)、初の女性三ツ星シェフ、アンヌ・ソフィ・ピック(ANNE-SOPHIE PIC)がメニューを考案。12月に登場するテーブルウエアのデザインはフランス人デザイナーのジャン・マリー・マソ(JEAN-MARIE MASSAUD)が担当し、カトラリーはクリストフル、陶器類はベルナルド製。
アメニティーは「ジバンシィ(GIVENCHY)」のポーチで、フェイスクリームや目元用のロール式美容液、リップクリーム、ハンドクリームをセット。リラックスウエアも用意。
76席のスイートルームは、長距離線ボーイングB777-300型19機のル・プルミエールに2014年9月より順次導入予定。また、新ファーストクラスと最近発表された全クラスの客室すべて、エールフランスが提供する新たな旅のコンセプトを披露する企画展「エールフランス、フランス イズ イン ジ エア(Air France, France is in the air)」が上海(終了)、ニューヨーク(招待制、6月26から28日)、パリ(9月20・21日)にて開催される。パリではグランパレで開かれ、一般公開となる。
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