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世界最大メンズファッションの祭典、第86回ピッティ・ウオモの見所まとめ

FASHION HEADLINE / 2014年5月22日 18時0分

第85回ピッティ・イマージネ・ウオモでデビューした「ヌメロ・ヴェンティウーノ」

世界最大規模のメンズファッションの祭典「第86回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」が6月17日から20日まで、イタリア・フィレンツェで開催される。

今回は、1,030のブランドが12セクションに分かれて新作を披露。前回よりも多い出展数となった。その内海外からの出展は377ブランドで全体の36.6%を占める。

会場デザインは、「究極にシンプルなスポーツ、ピンポン!」をテーマに、オリビエロ・バルディーニが、イタリアのスポーツ新聞紙「ガゼッタ・デロ・スポルト(La Gazzetta dello Sport)」とのコラボレーションで手掛ける。

メインイベントであるゲストブランドのショーには、「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegn)」グループ傘下のブランド「ジーゼニア(Z Zegna)」が選ばれた。

フィレンツェを軸に様々な組織を束ねる「チェントロ・ディ・フィレンツェ・ペーラ・モーダ・イタリアーナ(Centro di Firenze per la Moda Italiana) 」が今年で60周年を迎えることを記念するにあたり、特別なプログラム「フィレンツェ・ホームタウン・オブ・ファッション(FIRENZE HOMETOWN OF FASHION)」も組まれた。中でも「ボーン・イン・フローレンス(BORN IN FLORENCE)」プログラムでは世界的に有名なフィレンツェ出身の5ブランド「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli)」「サルバトーレ フェラガモ( Salvatore Ferragamo)」「グッチ(Gucci)」「エミリオ プッチ(Emilio Pucci)」「エルマンノ シェルヴィーノ(Ermanno Scervino)」がフィレンツェ市に捧げるスペシャルイベントをそれぞれ企画。『ヴォーグイタリア』誌プロデュースで、それら5ブランドに捧げる写真展も開催される。他にも50年代と60年代のイタリアン自動車デザイン黄金時代に焦点を当てたフォルテ・ヴェルヴェデールでの展示会や、メードインイタリー・ファッションの生誕&設立とリンクさせた展覧会も行われる。

また、6月16日の夜にはイタリアのテノール歌手、アンドレア・ボッチェリ(ANDREA BOCELLI)とフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団によるオーケストラコンサートが開演。同会場ではサルトリア・ティレリ(Sartoria Tirelli)によるコスチューム展示も行われる。

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