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リンチ、グード、舘鼻ら参加のイメージメーカー展、21_21で開催

FASHION HEADLINE / 2014年7月7日 10時0分

21_21 DESIGN SIGHTで「イメージメーカー展」開催中

ジャン=ポール・グードを中心に、絵画、デザイン、映画、ファッション、舞台美術、写真などの分野やカテゴリーを越えて活動し、新しいイメージをつくり出すクリエーターの作品を集めた「イメージメーカー展」が7月4日から10月5日まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。

カルティエ現代美術財団のキュレーターなどを務めたエレーヌ・ケルマシュターを展覧会ディレクターに迎えた同展。グードを中心に、グードと共通するスピリットを持つ、三宅純、ロバート・ウィルソン、デヴィッド・リンチ、舘鼻則孝、フォトグラファー・ハルが参加。写真やイラスト、ドローイング、彫刻、ビデオインスタレーションなどを紹介している。

今回の展覧会の中心であるジャン=ポール・グードは、メインギャラリーのギャラリー2を使い、想像の世界を表現。一番の見所という会場中央の機械仕掛けの彫刻では、グードが崇拝する3人の女神であるグレース・ジョーンズ、ファリーダ、カレンをモデルにした人形が三宅純の音楽に合わせて踊る。パリの地下鉄内のギャラリーラファイエットの広告を16台のモニターを連結して再現したビデオインスタレーションや写真を切り取りテープで貼り合わせることで身体を変形させた写真コラージュ「形態学的改良」シリーズなども展示している。

舘鼻則孝はギャラリー1で、靴と下駄、身体構造にインスピレーションを得た石膏作品やアクリル製の彫刻などと共に、レディー・ガガ(Lady GaGa)が履いたことで世界から注目を集めたヒールレスシューズを作るときに使う型紙や工具、皮革、染料などを展示。製作プロセスの一端を公開した。また、ギャラリーと中庭には大型のかんざしを展示し、地下ロビーにはヒールレスシューズの試着コーナーも設置している。

その他、ロバート・ウィルソンは、写真にわずかな動きを与えることで見る者を引きつける「ビデオポートレート」シリーズを日本初公開。映画監督として知られるデヴィッド・リンチは、夢や悪夢など人間の内面を描いた24点のリトグラフを展示している。フォトグラファーハルは、布団圧縮袋の中に男女のカップルとスニーカーなど2人を結びつけたものを入れたまま、空気を抜き、真空パック状態にした3秒間を撮影することで、カップルが惹かれ合うパワーを表現している。

プレスプレビューで、ケルマシュター氏は「グードの創造活動の方法をタイトルにした。違う分野のアーティストが共通する視点や方法で新しいものをつくり出していることを感じてもらえれば」と挨拶。グードは「3人の女神とともに、三宅一生氏も私のインスピレーションの源になっている。三宅氏へのオマージュを込めた作品もある」と語った。


【イベント情報】
イメージメーカー展
場所:21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウンガーデン内
時間:11:00 - 20:00(入館時間は19:30まで)
休館日:火曜日(9月23日は開館)
入場料:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料

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