日本人がインドで作るシャツが伊ピッティ・ウオモでデビュー

FASHION HEADLINE / 2014年7月9日 21時0分

ピッティ・ウオモでの15SS展示会

6月に開催されたピッティ・イマージネ・ウオモの新人デザイナープロジェクトで、日本人クリエーティブディレクター、津村将勝がデザインするシャツブランド「ピリオド・フィーチャーズ(PERIOD FEATURES)」が選出され、初コレクションがプレゼンテーションされた。

同ブランドは長年インテリア業界に携わってきた津村が、インドを旅したときに出合った西ベンガルの手織りのテキスタイルに魅了され、3年前から現地に何度も足を運んでシャツの試作を開始。ジャンダニ織りと呼ばれる生地は色落ちする一部の糸だけ日本から手配する以外、縫製まですべてメイド・イン・インディア。その繊細な織りから「I’m delicate」というタグが付けられ、コットン、シルクで作られた全30型のコレクションは着物の絽や紗を思わせる繊細な表情ながら、デザインはシャツに一家言あるイタリアのマーケットで勝負できる仕上がり。

デビューに当たって、「最初のローンチをピッティ・ウオモで」とターゲットを決めていたという津村氏。すべてのサンプルがそろったのが開幕前日。日本での展開も未定で、ビジネスに関してもここからがスタートと言う。

今回、同ブランドが選出された「ザ・レイテスト・ファッション・バズ(The Latest Fashion Buzz)」は今回で2回目。今年1月の14-15秋冬展示会では、日本から草野健一がデザインする「ケネスフィールド(Kenneth Field)」が選ばれ出展した。『ルオモ・ヴォーグ(L’Uomo Vogue)』と『GQイタリア(GQ Italia)』協力のもと、ピッティ・ウオモが「将来を約束された有望な国際的人材」として、世界中からブランドをセレクトするプロジェクトで、「Who is On Next」や「Super Talents」などと同様の取り組み。ピッティの会場内でも特別なロケーションにブースが設置され、「新しいフォーマルとエッジの効いたインフォーマルの2面性」をテーマに、「若い才能を国際的舞台に引きあげること」が目的とされている。

今回はピリオド・フィーチャーズの他、クリスチャン・グエラ(Kristian Guerra)、ミスタースマート(Mr Smart)、オレンジカルチャー(Orange Culture)など、10ブランドが展示を行った。

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