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新宿伊勢丹のエルメスがリニューアル。漫画・中山英之と共に店内移動中

FASHION HEADLINE / 2014年7月31日 17時55分

エルメス期間限定モバイルブティックがオープン

「エルメス(HERMES)」は、伊勢丹新宿店1階のブティックを11月1日にリニューアルするに当たり、7月30日から同店に仮店舗とモバイルブティック(移動店舗)をオープンした。

仮店舗は、本館4階 ザ・ステージ#4とパークに出店。また、モバイルブティックは約1ヶ月毎に伊勢丹新宿店内に出没する。4階の店舗ではプレタポルテの他、シューズ、バッグ、革小物、ウォッチやジュエリー、フレグランス、タオルまでそろう。初のバスライン「ル バン エルメス(LE BAIN HERMES)」も同日から先行発売され、シャワージェルやボディーローション、ソープなどがシリーズとして登場した。

また、店内やウインドーに、パリのエミール・エルメス・コレクションに収蔵されている絵画やオブジェと、漫画家・横山裕一による漫画が飾られる。ウィメンズウエアのラック上には、メゾンの精神とも言える絵画「デュックとタイガー(四輪馬車と従者)」と、これを横山流に解釈した作品が掲げられている。

モバイルブティック第1弾は、8月25日まで本館2階 ザ・ステージ#2に出現。今回は、同メゾンのアイコンとも言えるスカーフ「カレ」とエナメルブレスレットなどのアクセサリーをメインに扱う。シルクのカレ(4万9,000円)や春夏通して使用出来る大判のカシミアシルク(14万1,000円)、新作のシルクバンダナ(2万4,000円)などを手に取って見ることが出来る。特にバンダナはファサードに面したVPスペースで大きく展開され、アイキャッチとなる。また、トルソー達がカレをパレオ風・羽織り風など様々に着用し、カレのスタイリングを提案している。

2階は比較的若年層へ向けたブランドが扱われるフロアだが、「エルメスのアイテムに触れる機会の少なかった方々に、カジュアルに提案することで、もっと身近に感じて欲しい」とエルメスのPR。モバイルブティックは今後、9月3日から30日まで本館2階ウィメンズシューズコーナー、10月1日から28日までメンズ館1階に出没する。

今回の店舗設計は銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催されたクリスチャン・ボヌフォワ展で会場構成を行った建築家・中山英之が担当。日本の編み込み細工から想を得、“陣を張る”ことをテーマに設計した。木と布が編み込まれたようなテクスチャーが用いられ、ラフで開放感のある作りとなった。

現在改装中の1階ブティックは改装期間中、横山裕一による漫画が描かれた仮囲いで覆われる。これはリニューアルオープンまでのストーリーが表現され、工事が進むにつれて内容が更新されて行く予定だ。漫画は7月31日から公開された。新装となる店舗は“モバイル”をキーワードに空間を演出。メンズ、ウィメンズ、ライフスタイルをそれぞれ世界観として表現するという。

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